
ついにシード校同士の激突となった準決勝。これまで全て100点ゲームで快勝し、磐石の体勢でインカレ連覇を狙う東海大に対し、リーグ戦ではあわやというところまで東海大を追い詰めた青学大との注目の対戦である。
序盤から両校とも持ち前のオフェンス力を披露。全員がエースとも言える東海大オフェンス陣に対し、青学大も#4岡田(4年・SG)と#6正中(4年・PG)の2枚看板が高いシュート力を見せ食らいついていく。しかしインサイドでのサイズに勝る東海大は#10井上(4年・PF)と#15竹内(4年・PF)がリバウンドを支配、代わって入った選手もスターターと遜色ない活躍を見せるなど、常にリードする展開を続ける。青学大は最後まで気迫を前面し出したプレーで執念を見せるが、#00石崎(4年・PG)を中心に、終始落ち着いたプレーで反撃をかわした東海大が2年連続の決勝進出を決めた。
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日本大66(16-24,16-20,12-22,22-20)86
慶應義塾大 
準決勝第1試合、ここまで順当に勝ち上がってきた日本大と慶應義塾大がファイナルへの切符をかけて激突した。
序盤は両者譲らない展開だったが、慶應義塾大のディフェンスの前に日本大が徐々に攻め手を欠いていく。その間に慶應義塾大は#4酒井(4年・F)、#7竹内公輔(4年・C)、#15小林(1年・G)を中心に得点を重ね、点差を開いていく。しかし、日本大も意地を見せる。その策の1つが、ゾーンディフェンス。日本大が決してやらないと断言していたディフェンスである。すると日本大に流れが傾きかけるが、それを慶應義塾大#15小林の連続3Pで攻略されてしまう。残り3分ではオールコートプレスディフェンスを仕掛けるが、慶應義塾大はそれをチームプレーで冷静に対処。22点差をつけ勝利し、2年ぶりのファイナルへと駒を進めた。
■詳しいゲームレポート、慶應義塾大・佐々木監督、竹内公輔選手、小林選手、日本大・川島監督、菊地選手の記者会見、慶應義塾大・酒井選手のインタビュー、日本大・太田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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7位決定戦
11:00A 東北学院大vs日本体育大
5位決定戦
12:40A 法政大vs京都産業大
3位決定戦
14:20A 青山学院大vs日本大
決勝
16:00A 東海大vs慶應義塾大
■ 決勝のみどころ
決勝は昨年の覇者、東海大と一昨年の覇者、慶應義塾大となった。多くのファンが期待した竹内兄弟対決が決勝で実現したことになる。
4年前の2003年、東海大と慶應義塾大は共に2部であった。共に入れ替え戦に進み、慶應大だけが1部に昇格。翌年インカレを制覇する。東海大は2004年1部に昇格、2005年にインカレを制した。今年は4年前からチームの中心選手として活躍し続けてきた選手達が最終学年となり、インカレ決勝という最高の舞台で最後にまみえることとなった。
リーグ成績は1勝1敗。しかし第1週の対戦、竹内兄弟も世界バスケから復帰すぐということもあり、両チームの真価をはかりかねる対戦ではあった。
東海大が現在最高のチームであることは自他共に認めるところであろう。誰が出ても得点でき、守れる。これだけレベルの高い選手、そして数を揃える大学は他にない。このインカレは全て100点ゲームで圧倒的な力を発揮している。対する慶應大はチーム一丸でここまで成長を遂げた。昨年は東海大と準々決勝で対戦し、4点差で破れた。だがこの1年で飛躍的に成長を遂げ、決勝まで全く危なげなく勝ち上がってきている。粘りのチームが東海大にどのような試合を見せるのか、最高のゲームを期待したい。
日本大66(16-24,16-20,12-22,22-20)86慶應義塾大
東海大102(29-22,25-21,20-13,28-31)87青山学院大
17:20A 日本大vs慶應義塾大
19:00A 東海大vs青山学院大
■ 準決勝の見どころ
男子インカレ準決勝は事前の下馬評通り関東1位〜4位が進出した。この上位4校はリーグ戦から5位以下とは格差を見せており、共に確固としたエースがいるのが特徴。ここまで目立った接戦をしているチームは少ないが、ここから白熱した勝負を期待したい。
日本大VS慶應義塾大春の関東トーナメント優勝の日本大とリーグ準優勝の慶應義塾大。過去4年ではそれぞれインカレ制覇を1回ずつしているが、4年間の関東3冠の対戦成績では慶應大が圧倒している。
関東2位の日本大はエース菊池祥平(4年・F)の爆発的な得点力を軸に、#7橋本卓実(F)、#9小野寺翔(F)、#5太田敦也(C)などの4年が脇を固める。大崩のない安定した力を持ち、特に菊池は準々決勝で51得点と学生ではなかなか考えられない大量得点をたたき出して好調さをアピールしている。
一方慶應大は#4酒井泰滋(4年・F)と#7竹内公輔(4年・C)が大黒柱。共にディフェンスのスペシャリストであり、竹内がリバウンドを量産すれば、酒井はエースキラーとして相手を押さえ込む。このインカレでは特にチームディフェンスが良く、平均失点が60.6で相手をロースコアに抑えている。攻撃面ではルーキー#15小林大祐(1年・G)が得点面で貢献し、バランスの取れたところを見せている。
インサイドで太田がどこまで竹内を抑えられるか、また慶應大が菊池の得点を止められるかが見どころとなりそうだ。
東海大VS青山学院大目下、敵は見あたらないとされる昨年の覇者東海大。春こそ調子が悪かったが、リーグ戦では圧倒的な勝利を収めて関東1位を手に入れた。しかし、その東海大が追い込まれたのが唯一慶應大と、そして最終週で対戦した青山学院大である。
青山学院大は高さがないが早いトランジションとエース#4岡田優介(4年・SG)、#6正中岳城(4年・PG)がチームを支える。劣勢であってもこの両者のシュートが決まり出すと何が起こるか分からない。また、#9広瀬健太(3年・F)、#16小林高晃(1年・SF)がこのインカレでは光るものを見せる。インサイドでは#12荒尾岳(2年・C)に負担がかかる。2回戦では浜松大のママドゥ・ジェイ(208cm)、3回戦では京産大の菅谷徹(216cm)の前に苦しんだ。東海大の#15竹内譲次(4年・CF)、#10井上聡人(4年・CF)というツインタワーにどう対抗するのかが注目になる。
東海大は他に#00石崎巧(4年・PG)、#33西村文男(2年・PG)、#24古川孝敏(1年・F)ら豪華な布陣に加え、バックアップも充実。決勝に向けて死角が見あたらないが、青学との好勝負を期待したい。
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京都産業大91(14-20,17-20,30-13,30-24)77東北学院大

前日の試合に敗れたチーム同士の対戦。これまで高さとトランジッションの速いバスケを展開してきた京産大と、小さいながらもディフェンスから自らに流れを持ち込んできた東北学院大。高さの面で京産大が有利だが、持ち前のディフェンス力で東北学院大にも充分勝機はある。
試合は東北学院大の徹底したディフェンスを前にリズムを掴むことができない京産大に対し、相手のミスを#34柴田(4年・SF)、#7鹿内(3年・SG)が得点につなげ前半リードで終わる。しかし後半に入ると、京産大エース#4濱田(4年・F)が爆発。更に#9菅谷(4年・C)にボールが入ると誰も止められない。そしてついに逆転。4Qから東北学院大はゾーンディフェンスを展開し、#25一戸(3年・SG)が奮闘するが差は開いてしまい、91-77で京産大が勝利した。
詳細レポートと京産大・石川監督、東北学院大・一戸選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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日本体育大67(17-19,11-19,19-12,20-22)72
法政大 
リーグ第1週で対戦し、大接戦の末に日体大が2勝したのが法政大のリーグ戦でのつまずきだったと言える。この順位決定戦では再び両者がまみえた。
1Qは両者立ち上がりが鈍いが、2Q以降、法政大が日体大のゾーンをものともせず、得点を決める。#75坂上(2年・SG)の活躍もあってリードを奪う。3Qになり日体大もプレスで相手のミスを誘うと追い上げるが、最後は外角に生彩を欠き、法政大が勝利。
法政大は5位を賭けて京都産業大と対戦する。両者は定期戦も行っており、共に攻撃力の高いチームとしての戦いが期待される。一方日体大は東北らしい粘りのバスケを展開する東北学院と7位を争う。
写真:試合終了後、坂上と神津が握手を交わした。
詳しいレポートと法政大・坂上選手、日体大・高田選手のインタビューは「続きを読む」へ。
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日本体育大67(17-19,11-19,19-12,20-22)72
法政大 京都産業大91(14-20,17-20,30-13,30-24)77東北学院大
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