BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

世田谷バスケットボールフェスタレポート July,1

0701kuroda今シーズンからJBL日本リーグに参戦する黒田電気ブリットスピリッツ。このたびチームのお披露目を兼ねて関東学生選抜との試合が行われた。また、この日は別室で関東学生連盟によるトレーナー講習会、フレッシュマンキャンプも開催され、多岐に渡るバスケットの催しが行われた1日となった。

午前中に子供たち相手のクリニックを行い、午後から試合となった黒田電気。選手にはなかなかハードなスケジュールとなった。試合は先行された黒田電気が調子を上げて同点に追い上げる接戦となったが、最後は学生選抜が勝利した。

■REPORT■
・クリニック(10:00〜12:00)
0701ogawa午前中はクリニックが行われた。約20人のミニバスの子供たちを相手に、まずはボールの扱い方から教える。監督の指示で選手が中央で見本を見せ、そこから全員が見本のようにやってみる。ボールを放り上げて背中でキャッチしたり、床に置いたボールをたたいてドリブルしたり、体の回りでボールをついたりといった何気ない動きも、小学生にしてみればまだまだ難しいもの。そんな子供たちにかがみ込み、顔をのぞきこんで言葉をかけながらの熱心な指導を約1時間ほど行った。

その後は黒田の選手対子供たちに分かれ、5分のミニゲームを行う。選手達は一生懸命食らいつく子供たちを相手にしつつ、ミニバスの高さに合わせられた低いゴールでダンクをたたき込むシーンも見られた。クリニック後はTシャツにサインをしてもらうなど、なごやかなムードの中クリニックを終了した。
写真:昨年法政大の司令塔として活躍した小川選手も子供相手に一生懸命。



・スペシャルマッチ(13:00〜15:00)
黒田電気69(13-22,21-14,14-28,21-24)88関東学生選抜
0701uni昨年までのブルーのユニホームを一新、新しい黒いユニホームに身を包んだ黒田電気に対するのは、7月7日〜9日まで大阪で行われる「第10回日本男子学生選抜バスケットボール大会」に参加する関東学生選抜。今年は4年生と3年生が半々のメンバーで大会に臨む。


0701inoue黒田電気の先発は#6清水(G)、#7吉留(CF)、#11村岸(F)、#14掘(G)、#15西堂(C)。学生選抜は#4小松(筑波大・F)#6高久(法政大・C)、#7長谷川(拓殖大・C)、#8横尾(明治大・SG)、#9喜多川(専修大・PG)。試合はまず関東学生選抜がリードする。#6高久、#4小松のフリースロー、#8喜多川の3Pで点差を開く。一方黒田電気はアウトサイドの調子が悪く、インサイドでは#6高久、#11長谷川らにはばまれ、思うようにプレイできない。エース#14堀の速攻やドライブで点差を返していくが、離されて1Qを終える。

2Qは黒田に調子が戻る。#7吉留の3Pが決まると#12井上(F)が続き、22-22の同点に戻す。#2小川(G)のパスも黒田電気を引っ張る。学生選抜が攻めあぐねる中、#12井上のインサイドや#9武田(F)の3Pも続き接戦に。#4西堂の中央突破をはかる速攻も出て、34-36の2点差で前半は終了した。

0701yuka3Q開始1分で逆転に成功した黒田電気。このままいきたいところだが、ファウルが混み始めると試合の流れが変わった。黒田電気のファウルトラブルでフリースローを得た学生選抜がこれをきっちり返していくと、再び学生選抜がリード。またディフェンスでも#4西堂をダブルチームで囲み、ターンオーバーを奪う。残り4分、学生選抜は早稲田を思わせるツープラトン方式で一気に5人を入れ替える。このチームにとっては大会の前に全選手の様子を見たい本音も伺える。交替した選手に対応しきれない黒田は攻め手がなく、突き放されて3Q終了。

4Qも黒田電気の調子は戻らない。#12井上のタッチは好調でシュートを決めるが、それ以外はまた外角が落ち始め、リバウンドを学生選抜に奪われていく。流れを変えることができないまま迎えた終盤、会場が沸いたのは残り2分を切ったところだった。黒田電気は#0島(G)を送り出す。試合の行われた地元・世田谷の出身であり、大学時代は東海大でキャプテンとしてもチームに多大な影響を与えた選手である。この日一番の声援を受けながら島は最後まで前向きにプレー。最後にはミドルシュートを決めて大きな拍手を浴びた。

試合は学生選抜が勝利。黒田電気には苦い出発となったが、秋のデビューに向けてより一層の期待を受け、今後の精進が期待される一戦となった。


テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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