BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

関東大学トーナメント May,19 第4試合 法政大VS慶應大

法政大学81(26-19,18-20,18-20,19-18)77慶應義塾大学

0519hosei昨年の初戦負けからベスト8まで進んだ慶応大。対するは前日大東文化大相手に乗り切れず、苦戦した法政大である。
両者の対決は早々に主力のファウルが嵩み、終始笛に脅かされる展開となった。ファウルを恐れてなかなか積極的な展開にならない両チーム。後半、一度は10点以上離された慶應大が持ち味の粘りで追い上げ、最後まで接戦を繰り広げた。だが最後は法政大の攻撃力が勝り、準決勝に駒を進めた。
(写真:終盤のタイムアウト、ベンチの前でハドルを組む法政大)

詳しいレポートと法政大#92福田選手のインタビューは「続きを読む」へ


■GAME REPORT■
0519kobayashi最初に流れを掴んだのは法政大。#3高久(4年・C)がフリースローを獲得すると、続いて速攻に走り、慶應大の出鼻をくじく。だが開始3分でその高久、#5神津(1年・PF・洛南)がファウル2となる。慶應大は#20小林(1年・G・福大大濠)、#4酒井(4年・F)の得点で勢いをつけるが、こちらも酒井、#10加藤(3年・G)のファウルが2、ゲームは序盤から先行きの不安を感じさせた。そして5分、#3高久に3つ目の笛が吹かれ、ベンチに戻ることを余儀なくされてしまう。軽い笛に対応できないまま試合は進むが、法政大は代わって入った#92福田(3年・PF)、#39梅津(2年・C)が得点を重ねて慶應大をリード。慶應大は#4酒井のミドルシュートなどで大きく離されることはないが、司令塔#10加藤が終盤3つ目のファウルで苦しくなる。

2Qに入っても軽い笛は両チームを苦しめる。2本の3Pでチームを勢いづける酒井だが、開始3分でこれもファウル3になり、更にファウルで抗議した#20小林がテクニカルファウルを受け、4つ目。慶應大に嫌なムードが流れる。そんな法政大もファウルが続くが、#92福田、#1末廣(4年・F)らの得点で慶應大を引き離していく。10点を境にゲームが流れるが、2Q終盤のオフェンスで慶應大が#4酒井、#20小林のシュートで追い上げ、44-39と5点差で前半終了。

0519fukao3Q開始早々慶應大#10加藤が連続3P。一気に縮めると、#9香川(3年・F)のフリースローで試合は振り出しに。更に#20小林のシュート、バスカンで慶應大が逆転、リードする。1年生がゲームの流れを好転させた。法政大は#5神津が5つ目のファウルで交代。だが、ここで気を許したのか、慶應大がスローインからのミスやターンオーバーを連発。#13深尾(3年・PG)が立て続けに速攻に走り、一気に押し戻した。結局これで試合は再び法政リードのまま4Qへ。

4Q、慶應大は#14青砥(2年・F)が続けて3連続ファウル。退場に。法政大のオフェンスに対し、この日の慶應大はディフェンスが対応できない場面が多く見られる。法政大#23信平(1年・CF・能代工)が果敢にシュートを打つが、確率は良くない。ゲーム残り5分、それでもディフェンスで粘る慶應大は法政大のターンオーバーが続く間に#16竹内尚紀(2年・G)、#11小松(3年・G)、#4酒井の得点で再び追い上げると、#4酒井がチームを勢いづける3Pで同点に。ゲームは残り1:40でタイに戻った。残り1分、#92福田のゴール下に対し、フリースローを獲得した#4酒井がこれを2本決める。だが法政大も次のオフェンスでこの日ファウルでほとんど働けなかった#3高久が意地のシュート。残り9.1秒で2点のリードとなる。慶應大はボールを酒井に託すが、厳しいディフェンスに遭い、ターンオーバー。法政大が最後にフリースローを獲得し、逃げ切る形で試合終了となった。



◆#92福田大佑(法政大・3年・PF)

0519fukuda−まず最後のフリースローなんですが、どういった心境でした?
「とりあえず、いつも練習している体育館を想像していました(笑)」

−試合は最後まで競った展開でしたが、いかがでした?
「いや、もうやりたくないですね(笑)。それに尽きますね」

−味方のファウルもかさんで、プレータイムも増えました。自分のプレーについてはいかがでしたか?
「勝敗に関係がないところだと調子良くシュートも入るんですけど、最後の方だと弱いところが思い切り出てしまいますね。まだまだ普段の練習の心構えや、そういったところが甘いです。もう少し上を目指さないとダメですね」

−ただコーチ不在の中で、全員が同じモチベーションで戦っていくことは難しいことだと思いますが。
「コーチがいないことはマイナスとプラス両方あるので、やっぱりプラスの部分をしっかり伸ばしていくことですね。みんなしっかりまとまれると思うので、前とは違う法政を目指す良いきっかけにもなると思います」

−具体的にプラスの面というのはどういったところでしょうか?
「自分のプレーが固定していかないですよね。みんなで分かり合って、コーチしてくれるのも選手なので見てくれるところは見てくれる。もっとまとまっていけると思いますね」

−ただディフェンスはまだ詰めきれないところがありますね。
「そうですね。まだスクリーンの受け渡しだとか、基本的な1対1だとか。ディフェンスが出来ないとベスト4以上は難しいので、修正していくしかないですね」

−明日はそのベスト4での戦いですが、どういった戦いを?
「相手が青学なので、速い展開に負けないこと。しっかりシューターを抑えてポイントを守ることですね。やっぱりディフェンスしかないので、悪いところを修正していければ自然といい勝負が出来ると思います。あとは気持ちですね」

−個人的にはどうでしょうか?
「流れの中でやることをしっかりやるだけだと思っています。僕がこうしたいとか、そういうことではないですね」



テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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