BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

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インカレ最終日 3位決定戦 日本大VS青山学院大 Nov,26

青山学院大78(15-34,18-19,19-20,26-23)96日本大
1126nihon2セミファイナル敗戦から一夜…。
3位決定戦は日本大と青山学院大の一戦となった。「優勝」の二文字はない両チームだが、最後に互いの「らしさ」を出したゲームを期待したいところ。

序盤から日本大がディフェンスからのブレイクでリズムを掴むと、セミファイナルでは勝負所で得点することができなかった#4菊地(4年・F)が昨日の鬱憤を晴らすかのように得点を増産。1Q終了時には19点差をつける。一方の青山学院大は日本大の高確率で決まるシュートの前にリバウンドが取れず、苦しい状態。ディフェンスをゾーンに変えるなど、様々な手を使うも、日本大の勢いは止められず。エース#4岡田(4年・SG)が6本の4Pを含む36得点をあげるも、1Qで開いた点差は大きく、追いつくまでには至らない。結局、日本大が終始リードを奪う形で勝利。3位の座をものにした。

■詳しいゲームレポート、日本大・菊地選手、太田選手&橋本選手、青山学院大・岡田選手、広瀬選手のインタビューは「続きを読む」へ。


■GAME REPORT■
1126syonaka1Q、日本大#7橋本(4年・F)のスティールから#4菊地(4年・F)がジャンプシュートを決め、先制点を獲得。更に、#5太田(4年・C)のゴール下で得点を重ねる。対する青山学院大は#6正中(4年・PG)が日本大#5太田のディフェンスを掻い潜り、シュートを決め、対抗する。しかし、日本大#4菊地がジャンプシュートを決め、得点を増産。すると徐々に差が開いていく。青山学院大は#4岡田(4年・SG)の3Pやブレイクで追いすがるも、日本大は#4菊地を中心に次々とシュートを決め、追いつかせない。青山学院大はディフェンスのプレッシャーを強くすると、日本大の得点は止まるも、青山学院大も得点が止まってしまう。悪い流れを断ち切ったのは日本大。#6齋藤(3年・G)がリバウンドからブレイクを決めると差は12点に。ここで青山学院大はタイムアウトを請求するも、流れは依然として日本大ペース。結局、日本大#4菊地はこのQだけで22得点し、チームは34-15の19点差をつけ、大きくリードを奪った。


2Qに入っても日本大の勢いは止まらない。#7橋本のカットイン、#4菊地のドライブで得点を重ねていく。残り8:57、青山学院大はフリースローの後、ディフェンスをマンツーマンからゾーンへ。すると日本大の得点が止まる。その間、青山学院大は#12荒尾(2年・C)のシュートや日本大のミスから#4岡田が3Pを沈め、点差をつめる。ここで日本大はタイムアウトを請求するが、なおも日本大はターンオーバーを連発。しかし、残り7:04。青山学院大#9広瀬(3年・F)がチャージングを取られ、流れを手放してしまう。対する日本大は#6齋藤の3P、#9小野寺(4年・F)の得点で点を重ねていく。なんとか食い下がりたい青山学院大だが、日本大の好ディフェンスを前に思うようなオフェンスができず、得点は離れるばかり。終了間際、日本大は連続してミスを犯すが、残り2秒で青山学院大がファウル。日本大#4菊地はフリースローをきっちり2本きめ、日本大が20点の大量リードで後半へ。

1126onodera3Q、青山学院大は#6正中のドライブで先制すると、オールコートプレスディフェンスを展開。日本大からミスを誘うが、それを得点につなげることができない。一方の日本大は多少のミスはあるものの、#4菊地を中心にそれをかわし、得点を重ねていく。なかなか攻め手を見出せない青山学院大はタイムアウトなどで立て直しを図るが、日本大が高確率でシュートを決められ、反撃の糸口がつかめない。青山学院大#4岡田が3Pを決めるも、それだけに留まり、点差をつめることが出来ない。点差は21点で最終Qへ。

4Q開始早々、青山学院大は#6正中が3Pを決めると、今度は#9広瀬のスティールから#11熊谷(3年・F)がブレイクを決め、本来の姿が見え始める。また、オールコートプレスディフェンスを継続し、日本大のミスを誘うと#4岡田、#6正中の得点で流れを掴み始めるも、日本大はそれを冷静に対処。20点リードを譲らない。終盤、青山学院大は#4岡田が果敢に攻めるも、追いつくまでには至らない。日本大は下級生をコートに送るも、勢いは最後まで途切れることはなく、96-78で勝利。3位の座をものにした。



◆#4菊地祥平(日本大・4年・F)
1126kikuchi2リーグ戦に続き、ぶっちぎりで得点王を獲得。
卓越したオフェンス力は大学バスケ界でも群を抜いている。
優勝こそならなかったが、3位という結果には満足している様子。

-3位という結果について。
「本当によかったです(笑)。最後にメダルを獲ろうって話になって、それでチーム一丸となって戦えたので本当によかったです」

-準決勝敗退の影響は?
「試合後はみんな凹んでて、正直、チームもバラバラな状態でした。でも、試合前に『メダルを獲ろう!』って話になったのと、準決勝では日大らしい試合が出来なかったんで、最後は日大らしい試合をしようってことでまとまりました」

-昨日の鬱憤を晴らすような活躍ぶりでした。
「そうですね(笑)。昨日もあれくらいできればまた違ったのかなって思いましたけどね。ま、今日は今日でよかったです」

-そして、ディフェンスがかなりよかったように思えます。
「そうですねー!今日は本当に良かったと思います。今日みたいな試合を毎回しなければならなかったんですけどね。今日、日大らしい試合ができたのはマネージャーにも褒められて、優勝はできなかったけど、有終の美を飾れたね、いいチームだったねって言われました」

-最後は1年生の出番も。
「こういう大きな舞台を後輩たちに経験させてあげたかったので、それができてよかったです」

-今年1年を振り返って。
「早い1年でした。とにかく早かったです。あとはオールジャパンが残っていますけど、そこでは後輩たちにどう伝えていくかが課題になりますよね。とりあえず、インカレが終わってほっとしました」



◆#5太田敦也(日本大・4年・C)、#7橋本卓実(日本大・4年・F)
1126ootahashimoto-3位という結果に関して。
太田(以下、太)「最後に勝てたのでよかったです。負けて終わるよりかはいいと思っていたので」
橋本(以下、橋)「最後に勝てたから、よかったんじゃないですかね(笑)」

-今日はディフェンスがよかったですね。
太「そうですね。今日は橋本君がしっかり岡田君を抑えてくれたので…」
橋「いやいやいやいやいや(笑)。頑張ったけど、めっちゃやられとったよ」
太「あれ?やられとった?」
橋「やられとったよ。試合前のミーティングで監督に『ちゃんとディフェンスやれ』って言われてたので、頑張りました」

-自分自身の出来については?
太「悪かったです。でも、最後勝てたからいいかなって(笑)」
橋「僕も極めて悪かったです。でも、最後勝てたからいいかなって(笑)」

-4年間日大でバスケをしてきてどうでしたか?
太「正直な話、しばらくバスケットはいいかなって(笑)。なぁ?(橋本選手に同意を求める)」
橋「いや、僕はバスケットしたいですよ!」
太「心こもってないな(笑)」
橋「僕はこんな素晴らしい仲間と出会えて、バスケできたってことが嬉しかったです」

-橋本選手はBチームからコツコツ頑張って今年スタートに名乗りをあげたわけですが。
橋「最後にこんな素晴らしい舞台に立てて、本当によかったです。4年間コツコツ頑張ってきた甲斐がありました」
太「…どこかで聞いたことあるセリフやな(笑)」

-インカレが終わって、とりあえず休みたいですか?
太「そうですね。ほっとしましたから」
橋「いや、僕は次の日から走りこみをしようかと思っています!」
太「いやいや、絶対嘘やろ(笑)」
橋「とりあえず、まだオールジャパンが残ってるので、JBLを倒すべく、また頑張りたいと思います」



◆#4岡田優介(青山学院大・4年・SG)
1126okada2少数精鋭・青山学院大の主将としてチームを引っ張った。
最後まで諦めずにシュートを打ち続ける姿には、多くのファンが感動したことだろう。
3P王、優秀選手賞を獲得。

-4位という結果に関して。
「満足できる結果ではないです。なんか…すごい悔しかったです」

-試合前はどういう話を?
「消化試合にならないように、青学らしさを全面に出していこうって話をしました。昨日も勝負が決まっちゃいましたけど、最後まで諦めないっていう姿勢で戦ったので、今日もそうしていこうと。せっかく来てくれたお客さんがいるんで、彼らが面白くないって思うような試合をしないように。それがうちらしさを出すってことなんですけど、最初にちょっと水をあけてしまった感じがあったので、だめでしたね」

-3P6本を含めた36点をあげる活躍でしたが。
「あれ?そんなに取ったですか?1本1本にみんなの気持ちをこめて打った結果だと思います。そういう気持ちに応えたいっていう気持ちがあったんです。これ、見てもらえればわかると思うんですけど…」

(岡田選手のバッシュにはチームメイトからのメッセージが書かれていた)

「試合に出れない4年生もいるんで。彼らにこれを書いてもらいました。4年が8人いて、そいつらと全員で1つになって戦いたいっていう気持ちがあったんです。試合に出れなくても支えてくれて、色んなところでアシストしてくれたので。そういうやつらの思いっていうのを背負って悔いのないプレーをしたいっていう思いがありました。だから、今日は思い切ってプレーしようって。何があってもためらわないで、どんどん積極的にやってやろうって思っていました。その結果だと思います」

-いつもは少ない青学の応援席ですが、インカレ中はたくさんの人が観に来てくれていましたね。
「そうですね。女子バレー部とか体育会の人とかも大人数で来てくれたし、僕の中学校の時の同級生を含めた古い友達も来てくれたし。あと、大学の友達でバスケを知らない人とかも来てくれて。本当に大勢の人が来てくれて、それが本当に支えになりました。感謝の気持ちでいっぱいです」

-3P王を獲得したことについては?
「狙ってたわけじゃないです。毎試合4本くらい決めてればもらえちゃう賞なので、ま、自分の仕事をするなら1試合4本っていうのは当たり前のことで…」

-4年間青学でバスケをしてきたことに関して。
「すごいよかったと思います。青学っていうのは基礎的なことを1から教えてくれるし、フィジカルトレーニングもすごいやるところ。そういう他からのアプローチもすごいあるし、そういう科学的なアプローチももちろん、一生懸命やるだとか最後まで諦めないだとかそういうメンタル的な部分を叩き込まれました。長谷川さんをはじめスタッフの人たちがそういう方たちなので、そういうチームの色っていうのは僕には合ってたかなって思います。どっちの面からもいいチームだったので、入ってよかったですね」

-正中選手に関しては?
「それはもうコートにいる4年っていうことで、すごい頼りにしています。だから怪我でいなくなったりしたときは本当に苦しかったです。点取るときは獲ってくれるし、パスも出してくれるし、すごいやりやすかったですね」

-相棒が正中選手でよかった?
「そうですね。ハートも熱いものをもっているので(笑)。あいつ負けず嫌いなんですよ。練習の時からそういうやる気を丸出しにしてやっているんです。それがすごい刺激になっていました。ベンチプレスを競い合ってたりもしました(笑)。入学当時は僕のほうがあったんですけど、いつの間にか抜かれてたり…そういうところでも、切磋琢磨できたし。本当にいい相棒だったなって思います」

-長谷川監督に関しては?
「こちらもハートの熱い…(笑)。一生懸命やるっていうことを教えてくれる、気持ちの熱い珍しい監督だと思います。学生の目線からもアドバイスしたり、見てくれてるし、本気で勝ちたいと思ってくれてるし。その為には練習も妥協しないし、そういうとこが本当によかったです。だから軽くやりたい人は青学には来ない方がいいと思います(笑)。ま、僕としては合ってる監督でした。色んなことを知ってるし、バスケの基本から戦術までいろんなことを教えてくれたので、すごい勉強になりました」

-下級生に残せたことは?
「バスケに対する姿勢ですね。僕も負けず嫌いなんですよ。個人練習だとか、そういうものにも一切妥協せずに、練習中も妥協しないで1年の時から現在に至るまでずっと変わらずやってきました。ディフェンスを頑張るだとか、声を出すだとか、ルーズボールを追ったりだとか。そういうがむしゃらさっていうのを常に出していたので、そういうのが伝わったかな…」

-岡田選手にとって大学バスケとは?
「うーん…なんだろう。もう、生活の一部でした(笑)。あることが当たり前だったので…うん。生活の一部だったんだろうな…」



◆#9広瀬健太(青山学院大・3年・F)
1126hirose“3年生の浮沈が勝利へのカギ”と言われていた青山学院大。
その3年生の1人が広瀬選手だ。
インカレではチームの勝利に大きく貢献し、コート上での存在感が増した。

-4位という結果に関してはいかがでしょうか?
「優勝目指してやってきたので、4位という結果には不満が残るっていうか…。ちょっと残念な結果ですね」

-試合前にはどういう話を?
「昨日負けてファイナルには進めないってことだったんですけど、しっかり気持ちを切り替えてやろうと。あと、今年は日大には1回も勝っていなかったので、最後に自分たちのバスケをして勝って、3位になって終わろうっていう感じですかね」

-リーグ戦に比べて、広瀬選手の存在感が増したように思えました。
「リーグの時は自分が何をしたら良いのかっていうのがちょっとわからなかったんです。でも、インカレ前の練習からもっと攻め気を出していこうだとか、もっと思いっきりやってみようって思っていたんですよ。その練習したことが最初の方では出せたので、ああいう結果が出たのかなって思います」

-インカレを通して長谷川監督が広瀬選手のことを褒めていたんですよ。
「…(笑)。褒められるっていうことは、期待していなかったから褒められるのかなっていうことだと思うので、来年は常にこういうプレーができるようにしていきたいですね」

-4年生の存在は?
「青学のバスケ部は少ないですけど、その中でも4年生って1番多くて、コート外でも結構中心だったので、いなくなると思うと…ちょっと寂しいですし、バスケの面でも“大学バスケ”っていうものを教えてくれたのは4年生だと思うし…。だから、なんていうか…感慨深いっていうか。いなくなると思うと、本当に寂しいですね」

-では最後に4年生にメッセージを。
「卒業後はバスケする人も大学バスケで終わりっていう人もいるんですけど、みんなそれぞれの方向に向かって頑張って欲しいです。そして、いい選手、いい人間になってもらって、自分たちのお手本であり続けてほしいですね」



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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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