京都産業大91(14-20,17-20,30-13,30-24)77東北学院大

前日の試合に敗れたチーム同士の対戦。これまで高さとトランジッションの速いバスケを展開してきた京産大と、小さいながらもディフェンスから自らに流れを持ち込んできた東北学院大。高さの面で京産大が有利だが、持ち前のディフェンス力で東北学院大にも充分勝機はある。
試合は東北学院大の徹底したディフェンスを前にリズムを掴むことができない京産大に対し、相手のミスを#34柴田(4年・SF)、#7鹿内(3年・SG)が得点につなげ前半リードで終わる。しかし後半に入ると、京産大エース#4濱田(4年・F)が爆発。更に#9菅谷(4年・C)にボールが入ると誰も止められない。そしてついに逆転。4Qから東北学院大はゾーンディフェンスを展開し、#25一戸(3年・SG)が奮闘するが差は開いてしまい、91-77で京産大が勝利した。
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■GAME REPORT■

1Q、京産大は得意とする速い展開をなかなか作ることができないものの、圧倒的に有利な#9菅谷(4年・C)のゴール下を使って得点を重ねる。東北学院大はここを抑えようとするもが、ファウルがかさんでしまう。高さに苦戦していた東北学院大であったが、次第にダブルチームやインターセプトなど平面的な部分からボールを奪い、オフェンスに繋げていく。#34柴田(4年・SF)のミドル、そして#7鹿内(3年・SG)の3Pで逆転。そして#7鹿内の3Pがブザービーターで決まり14-20とリードを奪う。
2Q、#12相馬(4年・PG)の3Pも決まり、そして速攻をレイアップに行った#25一戸(3年・SG)がファウルを貰い、フリースローが決まり16-26の10点差。対する京産大はトップの位置から直接#9菅谷に高いパスで繋ぎ得点を重ねる。これには誰も触れることができない。東北学院大はスティールから攻撃機会を作り、#34柴田が果敢に攻めファウルを貰い、フリースローで得点を重ね、#7鹿内の3Pが決まり、二桁リードで終えるかと思われたが、高速で持ち込んだ#5立石(3年・G)が3Pを沈め、31-40で前半を折り返した。

3Q、これまで速攻があまり出ていなかった京産大であったが、前半大人しかった#4濱田(4年・F)がついに当たり出し、この連続得点を皮切りに足が動き出す。更に#9菅谷もゴール下で得点を量産し、東北学院大のミスから#14田代(1年・SF)の速攻が決まりついに逆転。東北学院大はシュートの確率が落ち始め、これを#9菅谷がリバウンドを抑え、京産大が速攻に持ち込むケースが多くなり、点差は徐々に開き始めた。
4Q、ゴール下を中心に得点され8点を追う東北学院大はゾーンディフェンスに切り替えた。京産大#9菅谷のリバウンドシュートで10点差になったが、ディフェンスが機能しスティールを奪い、#25一戸がドライブしバスケットカウントを決める。そして#34柴田もファウルを受けフリースロー。これが2本とも決まり再び同点とする。#5立石の3Pなどで引き離そうとするが、#25一戸の連続得点で食らい付く。そして#25一戸の3Pが決まり4点差と迫るところまで再びきたが、京産大#4濱田の連続得点。そして東北学院大のミスから得点を伸ばし、点差は開いてしまった。91-77で京産大が勝利し、最終日に法政大との5位決定戦に回ることが決まった。
◆石川俊紀監督(京都産業大)
−3Qからやっと京産大のバスケットが展開され始めましたが、ハーフタイムではどのような指示をされたのでしょうか?
「ディフェンスがちょっと甘かったんだよね。ディフェンスをもうちょっと我慢しよう。取りにいっちゃだめだと。我慢してから自分達のバスケットを展開していけばいいんじゃないと、そんな感じに話しました」
−濱田選手が後半から調子を上げたことが勝敗を左右したのではないでしょうか?
「ムラがあるね。まだまだ安定していない。やはり、まだメンタリティが足りてないね」
−菅谷選手の高さが強さを発揮しましたね。
「うちの有利性を活かさない手はないからね。だからボールをフロントコートまで運んで自分達のオフェンスシステムで有利性を活かしたバスケットを展開していけばいいと指示した」
−昨日の敗戦は影響しませんでしたか?
「影響はなかったね。まだ力不足だったよ。でも、まだ甘いよ」
−今回ベスト8に残ったことで試合数も多くなり、大きな経験になっていると思います。選手達にはどのようなことを得てきて欲しいと考えていますか?
「コートの上に立ったら納得のいくパフォーマンスをする、そういうことです」
−明後日は5位をかけて法政大との対戦になりますが。
「結果じゃなくて、納得のいくバスケットをしたいよ」
◆#25一戸祐也(東北学院大・3年・SG)

チームは敗れてしまったが33得点をあげる活躍。
「点を取ることが仕事」
まさに言葉通りであったが、
結果がついて来なかっただけに悔しさが残る。
−競りましたが、惜しくも。
「実際、勝てる試合だったんで悔しいです」
−どういうところで逃してしまったと思いますか?
「3Qの出だしで、すぐに逆転されたところですね。ちょっとあそこがダメだった」
−高さで苦しんだ感じでしょうか?
「高いのはあったんで、やられたのはしょうがないです。ガードに打たせてちゃんとリバウンドを取れればという感じだったんですけど」
−4Qでの得点力は凄かったのですが。
「決めないと、自分は点数とることが仕事なんで。点取って勢いに乗らせようとしたんですけど、最後ミスが多くて追いつけなかったです」
−本当にディフェンスをがんばるチームですね。
「ディフェンスやらなきゃ、相手みんなでかいんで。そういうのを徹底しないとやっていけないんですけど、まだリバウンドも取られているんでまだまだです」
−明後日、日体大との戦いとなりますが。
「京産と東海やって、そんな高さはないと思うので、勝ちます」
テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ