BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

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インカレ5日目 Bコート第2試合 京都産業大×青山学院大 Nov.23

京都産業大54(15-12,15-20,11-12,13-16)60青山学院大
1123aogaku悲願のベスト8進出を果たした京産大と順当に勝ち上がってきているシード校の青学大の対戦。
トランジッションの速いバスケットを得意とする両チームであるが、予想と反して試合はロースコアな展開となった。京産大の激しいディフェンスを前にミスを連発。そしてハーフコートでは外角でしか得点を重ねられず、得意の速攻もいつものように決めきれない青学大。逆に京産大に速攻を決められ#9菅谷(4年・C)のゴール下、#4濱田(4年・F)のシュートで得点を許してしまう。後半に入っても一進一退の攻防が続いたが、#4岡田(4年・SG)、#9広瀬(3年・F)の3Pなどでリードを保ち54-60で勝利した。
この勝利によりベスト4が決まり、25日に決勝進出をかけてリーグ戦の覇者・東海大と対戦する。不調が続く#6正中(4年・PG)と#12荒尾(2年・C)の出来が鍵となってくるだろう。
■詳しいゲームレポートと青学大・長谷川監督、京産大・立石選手のインタビューは「続きを読む」へ。

■GAME REPORT■
1123araosugatani1Q、京産大#14田代(1年・SF)のスティールから#8坂本(2年・SG)が決め、これが先制点となった。#9菅谷(4年・C)のゴール下で着実に得点を重ね、ディフェンスも機能しスティールから速攻に持ち込み得点を重ね、12-5と青学大からリードを奪う。青学大はたまらずタイムアウト。その後、#9広瀬(3年・F)のバスケットカウント、そして#16小林(1年・SF)の3Pが決まり15-12で終了した。

2Q、青学大な#4岡田(4年・SG)と#9広瀬の3Pが決まり逆転。お互い守りあい得点は伸びない。青学大は#9広瀬のアウトサイドシュートが効果的で点差を広げるきっかけはあるものの、京産大はディフェンスリバウンドから青学大のお株を奪うようなトランジッションの速いバスケットを展開し、食らい付く。ディフェンスでは24秒を奪ったり、#9菅谷のブロックショットで青学大を苦しめる。そして#4濱田(4年・F)がディフェンダーをかわし得点。終了間際に青学大#6正中(4年・PG)が3Pを狙うがリングを捕らえきれず。30-32とこの両チームからは想像できないほどのロースコアで前半を折り返した。

1123cokada3Q、両者一歩も譲らぬ攻防が繰り広げられた。京産大は速攻に持ち込み、#4濱田の連続得点で再びリードを奪うが、青学大はセットオフェンスで攻めきれない中、#4岡田の3P、速攻で再逆転。次第に京産大のシュートが落ち始めてくるが、#9菅谷の高さに苦戦していた青学大#12荒尾(2年・C)が4つ目のファウルを犯してしまいベンチに退いた。#4岡田のジャンプシュートが決まり5点のリードで終えるかと思われたが、#9菅谷のリバウンドシュートが間際に決まり41-44で勝負の行方は最終Qにゆだねられた。

4Q、京産大は一度#9菅谷をベンチで休ませることによって一気にサイズダウンが生じた。この隙に青学大は得点を伸ばしたいところである。しかし京産大はゴール下にボールが入ると3人寄り、得点をなかなか許してはくれない。再び#9菅谷がコートに戻るとゴール下にボールを集め得点。青学大は#9広瀬の3P、#6正中の速攻が決まり47-56とこの試合最大の9点差をつけた。しかしここで#12荒尾がファウルアウト。京産大は#9菅谷にボールを集め得点。追いかける京産大、#8坂本の3Pが決まり残り1分半で4点差とするが、#6正中のシュートが決まり、青学大が54-60と逃げ切った。


◆長谷川健志監督(青学大)
-今日の試合はいかがでしたか?
「自分達で勝手にブレイクミスしたりターンオーバーしてリズムを壊して。バスケットの経験がまだ少ないのとファンダメンタルが出来ていないです。ボールを持っていないやつは全く動かないで見ているだけ。ボール持っている人は隣にディフェンスがいるのにドリブルしていっちゃうし。言えばわかるんだけど、ゲームの中だと落ち着いて判断できていない。考えないで本能のままにプレーしているから、状況判断してもっといいシュートに結び付けないと。まだまだ何が起きるかわからない。ターンオーバーが多すぎる。シュート入らないのはしょうがないんですよ。でも、ドリブルしてきて2人ディフェンスひきつけているのにそこでシュートを打つ必要はない。周りはそこに声を掛けたり、動いたりするわけでもない。練習したことが全然出来ていないんです。平面で破っていって、パスアウトを繰り返して動いてノーマークを決めましょうというバスケットなのに、やってきたことの20パーセントも出ていない。ブレイクはミスが多い。そんなにミスしたらうちのバスケットじゃない。明後日、東海大に何点離されるか。この出来だったらダブルスコアになりますよ。ベスト4というレベルの試合じゃなくなってしまう。明日修正してきます」

-昨日は浜松大、今日は京産大と大きい選手のいるチームとの試合が続いていますが。
「バスケットそのものは昨日と同じゲームをやろうと。昨日の反省点を今日のゲームで生かれば充分にうちがリードできる要素はあった。でも京産の方が走るから、菅谷(#9)と濱田(#4)がいるから見切り発車の速攻があるんですよ。それを自分達が意識していないく、リバウンド取られてから戻ろうとするから走られちゃう。こういうゲームになると頭でわかっていても体が反応するくらい鍛えないといけないです」

-状況判断ができない要因とは?
「ボール持っている人が回りを見えていない。ボール持っていない人はディフェンスを見ていない。ボールばっか見ていると自分のディフェンスがどうついているかわからないんですよ。バスケットはボールをずっと見ていてもダメ、オフェンスはディフェンスを見ることが大事なんですよ。それが出来ていない。うちのチームはリーグ戦からハーフコートオフェンスがうまくないんですよ。上手いのは小林。あとは上手くない。バスケットが上手いっていうのはシュートが入ることじゃない。ディフェンスを見れたり、ボールを持っていないときにどういうプレーが出来るかということです」

-正中選手が調子悪いですね。
「正中が一番だめなの。何もコントロールしていない。あれじゃシューターになってしまっている。自分のシュートが入らなくてイライラしちゃっていたらバスケットじゃなくなっちゃう。このインカレ始まって正中が一番だめ。あとは岡田がセレクション悪いときはあるけど、そこそこ決まって。この大会は広瀬を小林で持っています」

-荒尾選手も。
「元気がない。スポーツって集中力と闘争心なんですよ。集中力は自分、闘争心は相手に伝えるものなんですよ。それが相手に伝わらないからこうなっちゃうんですよ。もっと闘争心むき出しでやればいい。リバウンドとかディフェンスとかルーズボールはもっと相手に闘争心を伝わらせなきゃいけない」

-明後日の東海大戦は?
「逆に今日までは受けて立たなくてはいけない。東海のゲームははっきり言えば絶対に向こうの方が上です。誰が見たって、自分が見たって。本当のチャレンジャーになれればゲームになるかもしれないです。今までと全く違う形でゲームに入るから、その意味を出していきたいです。東海に負けて失うものは何もない。そういう意味だと、本当に闘争心を出してやれるわけだから、それが出れば相手もうちみたいなタイプは好きじゃないから、良さを出せればいいですね」


◆#5立石和也(京都産業大・3年・G・桜宮高)

1123tateishi2京産大の速攻にはいつも彼の繋ぎがあった。
上背はないが、持ち前のスピードでコートか駆け巡る。

-とてもロースコアな試合でしたが、狙いとしてロースコアに持ち込もうということだったのですか?
「いや、京産は点取ってなんぼなチームなので、オフェンスとしては納得いかない点数でした。でもその分、ディフェンスで相手の点数を抑えられたのでいい展開かなと思っていたんですけど」

-青学大に対して意識していたこととは?
「岡田さんと正中さんのところ。いつも20点オーバー取ってるじゃないですか。それを出来るだけ点数抑えて、こっちも点取れたらって思っていたんですけど」

-そこは大分抑えられた感じはしましたが、今日は広瀬選手に得点を許してしまいましたね。
「そうですね。意識していたところにヘルプに行き過ぎて、そこが守れなかったです」

-去年から成長がうかがえますが、この1年どのようなことを中心に練習してきましたか?
「走る練習とディフェンスの強化。ディフェンスやってから走るんで、ブレイクの練習もしてきました」

-もう少しでベスト4だっただけに、惜しかったなと。
「僕が今日、全然良くなかったのでみんなに迷惑かけて。シュートも入らなかったのが敗因でもあったのかなと思います」

-オフェンスで、ゲームメイクで心がけていたことは?
「濱田をどうやって生かすかということと、菅谷をどうやってゴール下でいいように点数取らせるかということ。あとはリバウンド取ったら、すぐに真ん中で繋いでいいようにブレイク出すかというところです」

-まだ試合は続くので、この先も得るものは多くあるのではないでしょうか?
「僕達より強い相手と試合できるので、関西では得られないものを得て帰りたいと思っています」

-関西と関東の違いはどのあたりで強く感じますか?
「関東はやっぱりフィジカルとシュート力じゃないですか。簡単に笛も鳴らないし、ディフェンスやってても簡単に飛ばされるんで、オフェンスでもなかなか上手く運んでこれなかったです。フィジカルの面で一番感じました」

-明日は東北学院大との対戦になりますが、意気込みを。
「明日は自分の出来なかった仕事を、初心に戻ってやりたいと思います」

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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