BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

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インカレ4日目 Bコート Nov.22

大阪学院大80(22-29,13-30,20-24,25-30)113日本体育大
1122konno粘りのバスケで前日逆転劇を演じた大阪学院大。ベスト8を賭けて日本体育大に挑んだ。序盤は日体大がリード。相手の早い展開についていけず、大阪学院大が追いかける形となる。残り2分で12点差をつけられるが、#7今野(4年・SG)が果敢にゴールを狙い、#4柳原(4年・C)もゴール下で粘りフリースローを獲得するなど、食らいつく姿勢が見える。1Qを7点差とし、2Qで追い上げたい大阪学院大。しかし日体大の速い展開の前にディフェンスが追いつかない。#10高田(4年・F)、#5今野(2年・G)、ら交代した選手も確実に得点していき、点差を開いてゆく。前半を35-59とされた大阪学院大。しかし応援団からは「HOLD TOGETHER」のコールでベンチから送り出される。得点面では追いつけないものの、必死に日体大ゴールに向かってゆくと、日体大はファウルを連発。何度もフリースローを与えてしまう。4Qも同様の展開が続き、大阪学院大の得点はほぼフリースローに。日体大は終盤、盛り上げ役の#9瀬木(4年・G)が登場。初戦は決まらなかった3Pが2本連続で入るとベンチも応援団も大盛り上がりとなり、そのまま大差で日体大がベスト8に名乗りを上げた。一方初出場となった大阪学院大はベスト16で大会を終えた。だが、最後まで応援団も一体となった粘りのバスケを展開、懸命さの伺えるチームだった。
写真:38点とチームを引っ張った大阪学院大・今野。



東北学院大82(17-17,29-13,14-12,22-18)60専修大
1122gakuin初戦の秋田経済法科大に辛くも勝利した専修大。2回戦は東北学院大と、またしても東北地区のチームとの対戦となった。
序盤、専修大は#32喜多川(3年・G)のアウトサイドシュートで得点を重ねていく。高さを活かしゴール下で勝負したいところであるが、東北学院大の執拗なダブルチームに苦しみ攻めることができない。対する東北学院大は#25一戸(3年・SG)のアウトサイドシュート、ディフェンスから#12相馬(4年・PG)の速攻で得点し、17-17で1Qを終了する。2Qに入り、東北学院大はトランジッションの速いバスケを展開し連続得点をあげる。専修大はディフェンスをゾーンに切り替えるが効果を示さない。この日好調な#7鹿内(3年・SG)の3P、そして#42柴田貴(1年・SF)の速攻が決まり、34-24と点差は10点に広がった。専修大はタイムアウトをとるが流れを変えることができない。東北学院大はパスを多用しノーマークを作り、中・外と得点を重ね更に点差を広げ、46-30で前半を折り返す。
ゾーンディフェンスを継続する専修大。東北学院大のオフェンス回数は少なくなったものの、自らのシュートを決めることができず得点は伸びない。#10飯田(2年・F)・#28能登(2年・F)のゴール下が決まっても後が続かず単発に終わってしまう。東北学院大の足は止まらず、ディフェンスからボールを奪い、#25一戸の速攻、#7鹿内の3Pで点差を更に広げた。18点を追う専修大、#27五十嵐(4年・F)のミドル、#28能登のリバウンドシュート、#12松本(4年・G)の3Pで最大22点あった差を徐々に詰めていったが、ファウルトラブルでフリースローを与えてしまい点差はなかなか縮まらない。3Pを狙うが入らず。2Qでの点差が最後まで大きく響き、追いつくことができなかった。82-60で東北学院大が勝利し、4年ぶりのベスト8進出を決めた。
写真:専修大・飯田を守りにいく東北学院大。
■東北学院大・佐々木コーチ、鹿内選手のインタビューは「続きを読む」へ。


日本大99(25-23,22-9,19-23,33-23)78大東文化大
1122ota関東1部リーグ3位、今回のインカレでも優勝候補の一角に挙げられる日本大学。攻守にバランスよく人材がおり、抜群の安定感を誇る。対するは個性豊かな選手の揃う、大東文化大学。サイズは日本大学に劣るものの、ガード陣を中心にスピードを活かした展開で勝機を見出したいところだ。
序盤、日本大は予想通り、ミスマッチである#5太田(4年・C)にボールを集める。しかし大東大ディフェンスはダブルチームで対抗し簡単には得点を許さない。#9山本(2年・PG)が隙を突いてスティールを奪うなど、サイズの差を全員でカバーする。また、もう一人の日本大オフェンスの要、#4菊地(4年・F)には大東大#13チャールトン(3年・F)がピッタリとマークにつき、体を張ったディフェンスでリズムを掴ませない。両者互角の展開が続く中、試合が動いたのは2Qだった。大東大は、代わって入った#15安部(3年・PG)が素早くパスを裁き速攻を演出するも、それを受けたインサイド陣がイージーなレイアップを連続してミス。逆にそのリバウンドを日本大に速攻につなげられて得点を許し、徐々に点差が開き始める。日本大はこの好機を見逃さず、#5太田が再びインサイドで1on1を仕掛ける。今度はダブルチームにも上手く対応し、バスケットカウントを奪うなど力強い攻撃を見せ、一気に15点までリードを広げて前半を終える。
後半に入ると、再び一進一退の攻防が続く。立ち上がりに日本大#9小野寺(4年・F)の連続得点などで一時20点のリードを奪うも、大東大もオールコートプレスから#4金城(4年・G)が3連続ゴールを決めるなど、譲らない。3Q終了間際には3Pのブザービーターも沈め、点差を11点まで縮めて最終4Qへ。
4Q、大東大は#6岩下(3年・PF)のジャンプシュートが決まり、ついに9点差に。しかしここから日本大の怒涛の攻撃が始まる。#8香野(3年・G)の3Pを皮切りに今まで抑えられてきた#4菊地も速攻で先陣を切って得点を重ねる。#7橋本(4年・F)のスティールからのレイアップが決まり、再び20点差となったところで勝負あり。大東大の気迫のこもったディフェンスに苦戦しながらも、総合力の高さで反撃を振り切り、ベスト8進出を決めた。
写真:日本大・太田のレイアップ。
■大東文化大・金城選手、チャールトン選手のインタビューは「続きを読む」へ。


浜松大86(22-25,21-37,25-21,18-22)105青山学院大
1122okada札幌大との接戦を制し、青学大への挑戦権を手にした浜松大。最強のガード陣を要する青学大相手にどれだけ対抗することができるだろうか。
青学大はゴール下のダブルチームを徹底し、出だし好調で速攻、連続3Pと得点を重ね0-13と圧倒し、浜松大はタイムアウト。その後#21ママドゥ(1年・C)の高さを生かしたオフェンスを展開し、#14高村(4年・PF)との合わせも決まり点差を縮める。2Qに入ると青学大はディフェンスをゾーンに切り替えた。#6正中(4年・PG)の3P、#16小林(1年・SF)のバスケットカウントで得点を重ねる青学大だが、浜松大も#21ママドゥ、#11宮崎(3年・F)の3Pで1点差まで詰め寄ったが、タイムアウトをとると青学大はスティールを連発してリズムを取り戻した。ディフェンスをマンツーマンに戻しても流れを維持し、#9広瀬(3年・F)、#16小林のシュート、そして#4岡田(4年・SG)の4点プレーもあり、このQだけで37得点奪った青学大は一気に点差を広げた。
後半に入り、浜松大もディフェンスをゾーンに切り替えるが、青学大の速攻は止まらず、更に得点を伸ばす。しかし、#12荒尾(2年・C)が早くも4つ目のファウルを犯してしまうなど、不安要素はあった。浜松大はゾーンプレスからオフェンスのチャンスを作り出し、#21ママドゥにボールを集め、#7山田(4年・SG)の3Pも決まり3Qが終わった時点で68-83とじわじわと詰めよる。点差を縮めたい浜松大だが、青学大のトランジッションの速さについていけず、速攻を何本も許してしまう。#14高村、#21ママドゥのゴール下など、最後まで粘りを見せたが86-105で敗れ、青学大がベスト8進出を決めた。
写真:青学大・岡田。
■浜松大・ママドゥ選手のインタビューは「続きを読む」へ。



◆佐々木桂二コーチ(東北学院大)
-対策はしてきたのでしょうか?
「準備してきたので、上手くいったなという感じですね。ビデオでしか見れなかったんだけど、我々のチームがオフェンス・ディフェンスと対応を考えてきたところが相当いい感じで出たんで、満足しています」

-具体的に言いますと?
「ゾーンがあるなと思っていたので、ゾーンのオフェンスはシュートチャンスを作ろうとやってきました。通常ですとキャプテンの子(#12相馬)がずっと出る感じになるんだけど、サイズが足りなくなるので4年生の柴田(#34)をポイントガードに急遽1週間前から。2Q目から実践してリバウンドとインサイドのディフェンスを強化して、そこにはまってくれたなと思います」

-リバウンドによく飛び込んでいましたね。
「みんなミスマッチなんですけど、すごく頑張ってくれました。そこが生命線だと言ってきたので、ディフェンスリバウンドを取られちゃ大変だぞと」

-昨年は青学大との対戦で、関東の大学とでしたね。
「去年は今年みたいにあまり対策ができていなくて、正直どう戦うかというのが無かったんです。去年もガードが#12相馬だったんだけど、急遽一戸(当時2年)をぶっつけ本番で1番にやったくらいで、自分達の力だけでやるしかなかった。今年はそういう対応が出来ていたから良かったです。この後はちょっと考えていないんですけど(笑)」

-ベスト8は4年ぶりですね。
「そうですね、これから先の戦いは挑戦ですね。1つでも2つでも多くのゲームをやって、強いチームとやりたいですね。3年生が中心なので、来年にも続くことを考えるとベスト8で多くの試合をすることが勉強になると思います」

-明日は東海大となりますが。
「またサイズが大きくなるし、今日また対策を考えます」

-どのようなところで勝負しようと思っていますか?
「一戸のドライブと鹿内の3Pに期待しているんですけど、ディフェンスとディフェンスリバウンドでしょうね。そこがないととても戦えないと思います」


◆#7鹿内琢介(東北学院大・3年・SG・弘前実業高)

1122sikanai専修大対策としてPGにコンバート。
前日の不調から一新し、3Pが好調。
24得点あげる活躍を見せた。

-専修大学へはどのような対策をとってきましたか?
「関東の1部とやるということで、入れ替え戦のビデオとか集めて見て、ゾーンをどうやって攻めるかということをやってきました」

-今日は外のシュートが当たっていた分、ゾーンは攻略できたのでは?
「そうですね。できました」

-1回戦で秋田経済法科大が専修大に善戦したことで、自分達もやれると感じたのではないでしょうか?
「もしかしたらいけるんじゃないかと思っていました。実際に上手くいって嬉しかったです(笑)」

-先日、一戸選手のお話聞いたら、「シュートは鹿内に任せる」というように言っていましたよ。
「昨日全然入っていなくてちょっと不安だったんです。1本目打ったのはラッキーで入って、そこから気持ちが楽になりましたね」

-ディフェンス、ダブルチームで当たって相手に思うようにプレーさせなかった印象が強かったです。
「自分達はちっちゃいんで、いかにディフェンスで苦しめるかということを考えてやっています」

-ベスト8決まって、明日は東海大との対戦ですね。
「竹内さん(#15)や井上さん(#10)とかセンター陣がでかいんで、どう攻めるんだろうという感じですね(笑)。東海とやれるということなんで、勝てなくても得るものってあると思うんです。そういうのを見つけていきたいと思います」



◆#4金城茂之(大東文化大・4年・G・北中城高)

1122kinjyo-試合を終えての率直な感想を聞かせてください。
「みんなそれぞれ一生懸命に頑張っていたし、結果が伴わなかったのは残念ではあるんですけど…それはしょうがないですね。精一杯やりました」

-1つ1つのプレーにチーム全体から気合いを感じたんですが、やはり相手が日本大学ということで、気持ちが入っていた部分はあったんでしょうか?
「チームとしては確かに意気込んでいました。ただ個人的には、どちらかといえば抑え目にというか、平常心を保ちながらプレーしようと心がけていました。ちょっと入れ込みすぎて空回りしてしまうことがあるので」

-ゾーンディフェンスをする場面がありましたが、これは日本大学戦に向けての対策だったんですか?
「そうです。リーグ戦が終わってからすぐにゾーンを練習し始めました。ずっと今日の日大戦に合わせて頑張ってきたつもりだったんですが、やっぱりちょっと対応し切れませんでしたね」

-今年のチームを振り返ってみて、どうだったでしょうか?個性豊かな選手が集まっていたように思いますが。
「我の強いヤツばかりのチームでした(笑)互いに譲らないところがあったんで、練習から個人個人が競争心を持って取り組めたというのは良かったところだと思います。悪い部分としては、みんなが自分に自信を持っているので、試合中などはボールのシェアがされないで1対1とかにこだわり過ぎちゃったりしたところがありましたね。とにかくまとめるのが大変なチームでした(笑)」

-これで全ての試合を終えたわけですが、大学4年間の競技生活を振り返ってみての感想を最後に一言お願いします。
「疲れました。その一言です。毎日のように練習して、朝も早く起きてという生活をずっと続けていたので。ただ、今思えばあっという間でしたね。ちょっと短かったかなという気もしているくらいです。早かったですね、本当に。」


◆#13チャールトン・ジュン(大東文化大学・3年・F・長崎西高)

1122cha-マッチアップした、日本大学#4菊地選手に対するディフェンスがすごく効果的だったと思います。気合が入っていたんじゃないですか?
「んー…というか昨日、突然言われたんですよ(笑)。昨日まで誰がつくのか全然言われてなくて。それで僕ということになったんですけど、決まってから慶應の酒井さん(慶応大学#4 酒井泰滋)にアドバイスを貰いに行きました。同じ長崎出身なんで、色々と聞いたりするんですよ」

-そのアドバイスはどうでした?活かせましたか?
「んー…まぁまぁですかね(笑)。やっぱり菊地さんは予想した以上に上手かったので」

-しかし、特に前半はほとんど仕事をさせなかったように思います。リーグ戦の得点王である菊地選手相手にこの結果は、自信にもなったのではないですか?
「みんなは頑張ったって言ってくれてますけど…自分としてはもうちょっと出来たかなって思いますね」

-日本大学と試合をしてみて、今までの対戦相手と1番違うなと感じたところはどの辺りでしょう?
「やっぱりディフェンスですね。5人が組織的にきちんとローテーションをしながら守ってきて、すごく厳しかったです。センターがしっかりしているので余計攻めづらかったし、他のメンバーもサイズがあるので、ほんと大変でした」

-収穫と課題の両方が見つかったようですが、では来年に向けての意気込みを一言お願いします。来年は最上級生になるわけで、チームを引っ張っていかないといけない立場になりますね。
「そうっすね…大丈夫なんすかね(笑)いや!他にも竹野(#5竹野明倫)とか高橋(#8高橋昌史)とかがいるんで、みんなで力を合わせて頑張っていきますよ!大東に行こうって高校のときから約束して入った仲間なんで、来年は勝負の年だと思ってトーナメントからガンガン行きたいと思います」


◆#21ママドゥ・ジェイ(浜松大・1年・C・延岡学園高)

1122mamadu大注目のセネガル出身選手。
高さを活かし、ゴール下で奮闘。
36得点あげる活躍をみせた。
常に声を出す姿勢も見られる。
「手ごたえはあった。もっともっと強くなる」
そう言う彼に期待せずにはいられない。

-青山学院大に対し、一番気をつけていたところは?
「ディフェンス。相手のチームは全体的に大きいので、自分達のプレーをしっかり丁寧にやって、そこで頑張りたかった。最初は競っていたけど、その後に相手のシュートが入って、そのあたりで負けた」

-ママドゥ選手自身は1回戦より調子よかったですね。
「前の試合は最初からファウルが多かったから今回は気をつけて」

-インカレでトップレベルの大学バスケを経験してみていかがでしたか?
「これからもっと出来ると思いました。高校のときも1年生のときは1試合目か2試合目で負けてた。2年生のときも負けてたけど、3年生になって優勝できた。大学でもどんどんレベル上げて、最後は勝ちたい」

-浜松大はガード(#19大石)も1年生と下級生が良いので、この先期待できますね。
「最初の頃はコミュニケーションがあまり取れなかったけど、これからやっていって段々2年生、3年生ってなって強くなっていく」



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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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