BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

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入れ替え戦概要 Oct,30

東京農業大77(10-12,20-10,23-18,24-24)64成蹊大
試合の序盤、硬さが見られる東京農大。成蹊大のダブルチームを攻略できず、ゴール下で攻めることが出来ない。対する成蹊大はブレイク、そして#13齋藤(3年・F)のアウトサイドシュートで得点するが、両者ロースコアな立ち上がりとなった。2Qに入り東京農大は#4会川(4年・G)、#11秋元(3年・G)をコートに投入するとチームが引き締まりディフェンスからリズムを掴み始めると、オフェンスでも#13大竹(2年・SG)の3P、速攻と得点を重ねて点差を広げていく。喰らいついていきたい成蹊大、終了間際に#20中島(2年・G)の放った3Pが決まり歓声が起こり30-22で前半を折り返す。
後半開始早々、成蹊大の連続得点で4点差まで追い詰めたが、東京農大はディフェンスの裏をかいたバックドアや#13大竹の連続3Pで再び点差を広げにかかった。13点を追う成蹊大は#17常盤(2年・C)のバスケットカウント、#13齋藤の3Pなどで追い上げにかかる。#4山下(4年・G)が懸命に飛びついたルーズボールを#13齋藤が繋ぎ、#17常盤が決めると66-58と点差を1桁に縮めた。さらに#20中島のリバウンドから前を走っていた#13齋藤へのロングパスが渡り得点するなど最後まで粘りを見せる。しかし、東京農大#11秋元の連続ドライブ、そして#13大竹のとどめとなる3Pが決まり、成蹊大は4Qで追い上げを見せたものの届かず、77-64で東京農大が勝利し、3部の座を守った。


専修大学83(26-24,12-17,29-5,16-15)61筑波大学
1030matsumoto1部8位の専修大と2部1位の筑波大学の入れ替え戦は、第3戦までもつれ込んだ。泣いても笑ってもこの1戦で来年、自分たちの所属リーグが決まるとあって、序盤から両者共に気迫溢れるプレーを展開する。
1Q、先制は筑波大。#5尾崎(4年・F)のバスカン。フリースローは外れたが、#4小松(4年・F)がリバウンドシュートを決め、開始1分で4-0とする。対する専修大はこの日、スタートにこの2戦出場機会がなかった#12松本(4年・G)を起用。更に、筑波大を幾度となく苦しめているゾーンディフェンスを敷き、筑波大を迎え撃つ。両者共にディフェンスが激しいため、ボールラインが下がらず、外角中心のオフェンスが続く。しかし両者ともシュートが良く決まり、1Qは互角の展開。
2Qに入っても拮抗した展開が続く。互いに譲らず、点の取り合いが続くが、残り57秒で筑波大が速いパス回しから#5尾崎がジャンプシュートを決めると同点に。更に専修大のオフェンスをしっかりと守りきると、#18片峯(1年・G)がブザービーターを決め、筑波大が3点リードで前半を終える。
後半に入ると、流れは一気に専修大へ。#32喜多川(3年・G)、#10飯田(2年・F)の得点で逆転に成功すると、更に#32喜多川のブレイクが決まり、筑波大を突き放しにかかる。対する筑波大は専修大のゾーンディフェンスを前にパスが止まり、足が止まり、シュートが入らない。その間に専修大は#12松本(4年・G)が筑波大のディフェンスをかき回し、クイックネスを生かしたドライブを決め、更に#10飯田のパワープレーなどで得点を重ねていく。なんとか得点の欲しい筑波大は必死にリバウンドに飛び込むものの、専修大#28能登(4年・F)が次々とリバウンドをもぎ取り、専修大に勢いとオフェンス時間をもたらす。筑波大はなかなか攻め手を見出すことができず、3Qは開始30秒に#14梁川(2年・G)が決めた3Pと残り2:26秒に#4小松のジャンプシュートの5得点に留まった。
最後の10分。3Qに開けられた点差をなんとかして詰めたい筑波大はゾーンプレスを展開するが、それを専修大#12松本が鮮やかに抜き去り得点する。更に#12松本は3Pを決め、専修大に更なる勢いをもたらす。一方の筑波大は#14梁川の3Pで対抗するも、焦りからか肝心なところでミスが出てしまい、なかなか得点が伸びない。更にはインサイドで体を張っていた#15木村理(2年・C)がファウルトラブルに陥り、ベンチに下がらざるを得なくなる。その間も専修大はオフェンスの手を緩めることなく、次々と得点を重ねていく。最後、筑波大は3Pを乱発するもことごとくリングに弾かれてしまう。残り1分を切った頃には専修大応援団から『専修コール』が起こる。
最後まで攻撃の手を緩めることなく、足を動かし、1部の意地を見せつけた専修大が大差をつけて勝利。1部残留を決めた。
試合終了後、コートの5人、そしてベンチメンバーが応援団の元へと駆け寄った。そこには、リーグ中には見せなかった笑顔がたくさんあった。そして、その目に光っていたのは嬉し涙だった。
■専修大・友利選手のインタビューは「続きを読む」へ。


◆#1友利健哉(専修大・4年・G)1030tomori-今の気持ちを。
「とりあえず、ほっとしています。やっぱり、先輩たちが築いてきた、18年間1部を守り続けてきたっていう伝統を自分たちの代で落とすわけにはいかないっていうのがあったんで。守れてよかったです。僕の中では絶対に1部を守らなければならないっていう気持ちがあったんですよ。かばんの中に入ってるんですけど…ユニフォームが変わる前の前のユニフォームです。(と言って、ユニフォームを取り出す。写真参照)めっちゃ懐かしいと思いますよ。リーグ中はこのユニフォームを中に着て、先輩たちが築いてきた伝統を絶対に守るっていうのと、負けが込んでても、1部だけは絶対に譲れないっていう気持ちでやっていました」

-今日はベンチにいる時間が長かったわけですが、もどかしさなどはありましたか?
「それは全然なかったですね。ガード3人(友利、松本、森)でどんどん回していくからっていうことを言われていたので。そして、今日は怜(松本)がよかったんで。専修の中で『もしかしたら怜いいんじゃないの?』って話は出てたんですよ。そしたら、試合に出てないのによくやってくれました。2試合でベンチで見てるときに気持ちを切らさずにゲームに入ってた結果が出たんじゃないかなって思います。…本当、怜にはありがとうって言いたいです。ま、全員になんですけどね(笑)」

-試合後、応援団に駆け寄った友利選手を見て、嬉しさがひしひしと伝わってきました。
「自分たちだけじゃなくて、リーグを全敗しても、それでも専修を応援してくださるOBの方、いつも応援してくださるファンの方がいてくれたおかげでこういう結果が生まれたんだと思います。応援団の方に行くときは、本当にありがとうっていう気持ちでいっぱいでした」

-寄せ書きは誰が書いたものですか?(試合中、専修の応援団の中に1枚の大きな寄せ書きが掲げられていた)
「僕ら、近くの中学校に教えに行ってるんですよ。その子たちが書いてくれたものです。いつもは寮に貼ってあったんですけど、今日は持ってきました」

-やっとインカレのこともゆっくりと考えられますね。
「そうですね(笑)。あとはインカレで暴れるです!」

-見返したいということをずっと言っていましたが、こうして結果を残せたことは大きいのでは?
「中原さん(中原監督)も言ってたんですけど、会場に来ていた9割の方々は筑波が勝つんじゃないかって思っていたんじゃないのって。僕もそういう風に思っている人が多数だと思っていたし。でも今日は、専修大学はこんなもんじゃないっていうのを見せられたと思うし、選手もどういう相手でも、14連敗っていう一番最悪だった状況でも、チームが1つになれば勝てるっていうことを証明できたので、本当によかったと思います。専修大学ですよね、こういうのを見ると」

-みんなチームが大好きなんですね。
「負けが続いたときでも声を切らさずに練習を頑張ったし、前を向いてやっていました。普通のチームだったら、そこで下向いてどんどん駄目になっちゃうところを、みんな前を向いてやってくれたんで。本当、チームだなっていうのを感じました」
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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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