BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

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入れ替え戦概要 Oct,29

東京工業大学92(17-25,16-16,24-12,22-26,12-13)93東京電機大学
1029kogyo4部18位の東京工業大と5部7位の東京電機第の試合は、前半差をつけられた東京工業大が次第に追い上げ、延長戦にまでもつれ込む大接戦となった。
1Q、出足は東京電機大のシュートがよく入り、8点のリードとなる。しかし2Qに入ると東京工業大#14鴇田(1年・PF)がこのQ12点をあげる活躍。電機大はターンオーバーが続き、リードを広げられない。だが点差は縮まらず8点差のまま後半へ。後半に入ると東京工業大の動きが良くなる。リバウンドで粘り、そこから得点チャンスにつなげていく。速攻も出始め、#14鴇田のシュートで遂に同点にすると、#20岩月(2年・F)が逆転。更に#8森田(3年・G)の3Pなどで一気に7点差にまでリードを広げることに成功する。電機大は#11山本(2年・F)の3Pで3点返し、なんとか4点差で第4Qへ。しかし開始早々#14鴇田がバスカンを獲得するなど、リズムは工業大。しかし電機大も#23西塚(1年・F)が3Pでバスカンを獲得するなど、意地を見せる。工業大がファウルトラブルに陥る中、獲得したフリースローを電機大がきっちり決め、再び電機大が逆転し、残り5分の勝負は1点を争う展開になる。残り36秒、#9菊池(3年・F)の放ったシュートが決まり電機大が2点リード。しかし工業大も#10佐々木(3年・C)が残り25秒で同点に戻すと、遂に勝負は延長戦へ。
残り5分の延長戦、工業大は#10佐々木がゴール下で粘り、存在感を見せる。電機大も#6濱田(3年・F)がドライブなど攻撃の起点となる。しかし共にチームファウルは5。ちょっとしたミスもフリースローにつながってしまう。ゲームは電機大がリード。しかし最後の最後まで接戦のまま続き、工業大は#13網谷(2年・G)が3Pのファウルを獲得するなど粘りを見せるが、最後はわずか1点差で試合終了。延長戦にまでもつれた大接戦は東京電機大が僅差で勝利、4部昇格を果たした。
写真:シュートにいく東京工業大・岩月。


学習院大学114(30-17,33-12,22-20,29-10)59朝鮮大学校
1019gakusyuin4部17位の学習院大と5部7位の朝鮮大学校の試合は、学習院大が最初から飛ばした。高さで勝る学習院大はゴール下では朝鮮大を全く相手にしない。朝鮮大が攻めあぐねる中、次々とターンオーバーから攻撃につなげ、1Qでダブルスコアに迫る勢いとなった。苦しい朝鮮大は、ゾーンにチェンジ。するとその効果が出、学習院からボールを奪うが、フィニッシュまでは決めきれない。苦しい展開が続く。一方、前半で大差をつけた学習院大は#4菅谷(4年・F)が好調、3Pを次々決めてゆく。そのままセカンドメンバーも順次出場させ、最後はもう1人の4年、#14田邊(4年・GF)も出場させ、シュートが決まるとベンチが全員飛び上がるほどの歓声につつまれる。こうして余裕を持ったまま学習院大が勝利。入れ替え戦とは思えない高得点をたたき出し、4部残留を決めた。
写真:田邊の得点にわきかえる学習院大ベンチ。


一橋大学89(21-11,27-18,22-21,19-31)81帝京大学
1029akaho序盤から一橋大学が連続得点でリードする。さらにはオフェンスリバウンドも飛び込んで奪い、攻撃チャンスを広げる。一方の帝京大だがリズムは悪くないもののフィニッシュが決まらない。2Qに入ると一橋大は#7高木(4年・SG)が3Pで得点を重ね、点差を広げる。帝京大はゴール下への巧みなパスを見せるものの外角からのシュートがことごとくリングにはじかれてしまう。前半終了のブザーと同時に一橋大#4川岸(4年・GF)の3Pが決まり、48-29とその差をさらに広げて前半を折り返す。
後半開始早々に帝京大#7黒田(3年・G)がミドルを立て続けに決め、反撃を開始する。これに応えるように、パスカットからの速攻で一気に得点を詰めにかかる。しかし、一橋大#5赤穂(4年・C)が大事な場面でのシュートを沈め、帝京大の流れを切る。さらには#23林(2年・CF)もミドルから得点を重ね、帝京大の追い上げを許さない。4Qに入り、帝京大が一橋大のオフェンスを押さえ込み、じわじわと点差を詰め始める。さらに、帝京大は勝負をかけたオールコートプレスを仕掛ける。するとこれが、みごとにはまる。あせりだした一橋大は足が止まりミスを連発。このミスを速攻につなげた帝京大が一気にスコアを重ね、残り3分で8点差とする。一橋大はタイムアウトをとり、立て直しを図るが、帝京大の勢いに押されてしまう。しかしここで、ここまで得点を重ねてきた帝京大#16平井(2年・C)がファールアウト。交代した#18小沢(1年・G)が3Pを決めるが、一橋大#23林がゴール下で落ち着いてシュートをさばく。時間的に苦しくなってきた帝京大はファールで止めにかかる。このフリースローを一橋大はしっかりと沈め、3部残留を決めた。



専修大学65(17-26,15-22,17-17,16-15)80筑波大学
1029tsukuba第1戦、専修大が勝利したことで後がない筑波大。その筑波大は前日とは打って変わって、序盤から足が良く動き、激しいディフェンスで専修大を圧倒する。更には外角シュートがよく決まる。#5尾崎(4年・F)は次々と3Pを沈め、インサイドでは#15木村理(2年・C)が奮闘し、専修大を突き放す。対する専修大は筑波大の激しいディフェンスを前に攻め手を見出すことができず、また、ゴール下でのファウルが混んでしまい、筑波大にフリースローを与えてしまう。リズムがよくない専修大はガードを#1友利(4年・G)に替え、#14森を起用。更に、第1戦で当たった1・2・2ゾーンディフェンスを展開。すると、筑波大の得点が止まってしまう。しかし専修大もシュートが入らず苦しい状態が続く。2Qに入ると専修大のゴール下のディフェンスが厳しくなり、それに対して筑波大が攻めあぐねる。その間に専修大は#32喜多川(3年・G)、#55横村(2年・G)の外角を中心にオフェンスを展開し、5点差まで詰め寄る。ここで筑波大は#18片峯(1年・G)を投入。すると速いパス回しから#18片峯、#14梁川の3Pが決まり、追いつかせない。外角でコンスタントに点を取っている筑波大が16点差をつけ、前半を終える。
後半に入ると専修大が得意のオフェンスリバウンドからの得点でじわりじわりと筑波大に忍び寄る。更にはゾーンディフェンスが効き、筑波大は前半ほど勢いはなくなる。しかし、筑波大はそれをメンバーチェンジで対処。#6畑田、#18片峯のブレイクで専修大の流れを断ち切り、10点のリードを守りきる。4Qは互いのディフェンスが光り、拮抗した状態が続くが、筑波大が専修大のミスを得点につなげるなどして点を重ねていき、リードを広げる。結局、筑波大が15点差をつけて勝利。通算成績を五分に戻し、1部昇格への望みをつないだ。
写真:勝利に湧く、筑波大の面々。
■筑波大・尾崎選手、木村理選手のインタビューは「続きを読む」へ。




法政大学82(20-11,16-17,21-15,25-13)56大東文化大学
1029sasaki1戦目では法政大が点差以上の差を見せ付ける形で勝利し、残留に王手をかけた。これにより大東大は後がなくなった。試合は法政大#3高久(4年・C)が開始からゴール下で得点をあげ、#23信平(1年・F)の3Pでスタートダッシュを切る。対する大東大はシュートが入らず得点が伸びないでいたが、シュートが入るようになるとディフェンスのリズムも次第に良くなってきた。2Qに入ると、#15阿部(3年・G)のリバウンドシュート、#13チャールトン(3年・W)のドライブなどで大東大が追い上げ、点差を6点差まで縮めてきた。焦りの見える法政大はミスを犯してしまう。ここで一度ベンチに下がっていた法政大#3高久が一喝。コートに戻るなりゴール下を決め、チームを引き締めた。36-28で前半を終える。
3Q、#23信平、#13深尾(3年・PG)と連続で得点し、さらに#5神津(1年・PF)と#3高久の合わせも決まり法政大が好調なスタートを切ったと思われたが、大東大#8高橋(3年・W)の連続3P、法政大のミスから#4金城(4年・W)が得点に繋げるなど、点差は広がらない。しかし、大東大のファウルトラブルにより、フリースローで点差は徐々に開き始めた。4Qに入り、法政大が一気に突き放しにかかる。勢いに乗った法政大は#3高久のゴール下での1on1、#64佐々木(2年・GF)のドライブ、#92福田大(3年・PF)のゴール下など連続得点をあげ、82-52と30点差をつけた。大東大はこれになすすべなく、82-56で法政大が勝利し1部残留を決めた。
写真:この日は出場時間も長く、見事なドライブも決めた法政大・佐々木。
■法政大・原田アシスタントコーチ、高久選手のインタビューは「続きを読む」へ。




◆#5尾崎宏次(筑波大・4年・F)

この第2戦では、第1戦の鬱憤を晴らすかのように3Pを増産し、
チーム最多の22点を獲得。
チームの勝利へと大きく貢献した。

-今日勝ったことで、1部昇格への望みをつなぎましたね。
「そうですね。…もうマジ勝ててよかったっす!」

-序盤からかなり足が動いていましたね。
「今日はみんなで走ろうって言ってたんで、とりあえず走りました。自分たちのバスケが出来たと思います」

-昨日はなかなか外角シュートに当たりが来ませんでしたが、今日は決まってましたね。
「今日は決まりましたね(笑)。…なんでか入っちゃったんですよね。3Qまでで5本くらい決めたんですけど、それ以降は止まっちゃって、後半は肝心なとこで点が取れませんでした。でも、明日は決めます」

-専修大のゾーンディフェンスに攻めあぐねている印象を受けます。
「そうですね…ただ、今日は比較的上手くつないで崩せてたんで、明日もディフェンスをしっかり見て、シュートを打っていきたいと思います」

-明日勝てば、1部昇格ですね。
「…マジで勝ちたいっす!(昇格を)決めたいっす」

-明日はどういうバスケをしたいですか?
「今日出来てたことは明日も続けて、今日悪かったことは反省して、自分たちらしいバスケットをしたいです」




◆#15木村 理(筑波大・2年・C)

第1戦では専修大#10飯田に攻め込まれ苦渋を舐めたが、
この第2戦はインサイドで大奮闘。
力強いリバウンドはチームに勢いをもたらした。

-昨日は堅かったですね。
「そうですね。点数的にはそんなにやられてないんですけど、飯田さん(専修大#10)にやられてしまいました。専修はリーグが終わってすぐ入れ替え戦だったので勢いに乗っていたと思うんですけど、うちは1週間空いたので、ゲーム勘を取り戻すのが難しかったっていうのが正直なところです。あとは、やっぱり緊張しちゃって…」

-それに比べて今日は序盤から筑波らしさがでましたね。
「そうですね。ま、今日負けたら終わりだったんで(笑)。せっかく2部で1位になっても、入れ替えで勝たないと意味ないんで…」

-昨日はインサイドをかなり攻め込まれていましたが、今日は粘りましたね。
「頑張りました。とにかく、一生懸命やろうって思ってプレーしていました。一生懸命やって、それで負けたら…まぁ、いいってわけではないですけど。でも今日は一生懸命やったことがいい方向に転がったのでよかったですね」

-リバウンドの面で意識していたところはありますか?
「昨日、喜多川さん(専修大#32)のシュートが外れていたのに、向こうにリバウンドを取られて、また喜多川さんが打ってって感じで、リバウンドを取られていたことで相手にリズムを持っていかれていたので、今日はそれを切ってやろうと思って。しっかりリバウンドを取ろうと思って頑張りました」

-昨日、小松選手が2年生の頑張りにかかっていると言っていました。
「小松さん、やりましたよ!今日勝ったことで、小松さんも一安心したと思います。ずっと1部復帰って言っていたので、それを叶えてあげたいですね。本当に頑張ります。マジで勝ちに行きます!」

-明日は最終戦です。
「本当に明日が最後ですからね…。明日はうちはもちろんのこと、専修も最高のパフォーマンスをしてくると思っているんですが、それでも負けられないので。今日だめだったところをしっかりと反省して、そして、今日はみんな早く寝ると思うので、しっかりと体のケアをして、試合に臨みたいですね」

-個人的にはどういうところを頑張りたいですか?
「今日、相手にリバウンドを取らせなかったということが相手を乗らせなかった要因だと思うので、しっかりとリバウンドを取りたいです。あとは、昨日もなんですけど結構ファウルが多くてプレータイムが短くなったりっていうこともあったんで、自分が好調なときは出ていたいんで、ファウルをケアしていきたいと思います」


◆原田有人アシスタントコーチ(法政大・4年)

1029harada-残留おめでとうございます。
「その一言に尽きます。でも本来ならリーグで上位を目指してやってきたのに不本意な結果になってしまって。本当はこんなところで喜びたくはないんですけど、やっぱり入れ替え戦で勝つということは精神的にもきついので、この形で2勝できたということは素直に喜びたいです」

-ルーズボールに飛び込む姿などがよく目に留まりました。
「技術云々よりも、プレーに対する姿勢というところを僕は見ているので。ああいうルーズボールを追わないとかで雰囲気が悪くなることもあるんで、うちはリバウンドやルーズボールではどこにも負けないように頑張ろうっていう気持ちでやってきました。リーグで負けたのはそこだったので、リバウンドはスクリーンアウトから徹底してやろうということでした」

-リーグ戦での指揮はどうでしたか?
「難しいなというのが正直なところで、結果的に4勝10敗で、1点差の試合が3試合で3点差の試合が1試合で。よく3点差以内の試合はベンチの責任だって聞いたことがあるんですけど、まさにその通りだなって思ってて、最低あと4勝は勝ててたと思うし、その辺は経験がないんで仕方がないんですけど、悔しさはあります」

-インカレについては?
「僕達はインカレというよりもまず1部に残そうってやっていたんで。でも、こういう結果を残せたんで、切り替えてしっかりと。得意の一発勝負なんで、勢いで。うちは勢いしかないんで(笑)」

-慶應のブロックになりますが?
「東海だと厳しいなって思ったんですけど、その他だったらやれないこともないと思うんで。なんとか勢いで戦ってやろうと思います」

-今年は時間が例年よりないですが?
「逆にうちは時間がない方が。トーナメントとかも僕が学生コーチになって2週間しかなかったんですけど、そこで集中して一気になっていったんで。期間が開くよりも時間がない方が集中してできるんで頑張りたいと思います」


◆#3高久 順(法政大・4年・C)

1029takaku試合中に激を飛ばす場面も見られた。
勝利を確信しコートを去ったとき、ほっとした様に肩を降ろした。
彼の入れ替え戦に賭ける強い気持ちが伝わってきた。

-残留おめでとうございます。残り1分くらいでコートを去った肩を降ろした姿が印象的でした。安心したんですね。
「ここまで来させたのは最終的に4年生の責任なんで。リーグでは勝てる試合もあったけど、取りこぼしてここに来てしまったので。この2試合なんとかやれたんで、今は安心しています。インカレに向けて勢いは出たかなと」

-3年前も入れ替えを経験したと思いますが、その時とどのように違いますか?
「その時は僕は1年生だったんでついていくだけだったんで。澤岻さん(2003年卒)や板倉さん(2003年卒・現東芝ブレイブサンダース)が頑張ったから東海にも勝てたし。4年がどれだけやれるかだと思ったんで。それで2試合トータルで自分的にはそれなりにやれたんで本当に良かったです。下級生に1部でやらせてあげたかったんです。1部でずっとやることが伝統になって強くなっていくと思うんで、絶対残したかったので嬉しいです」

-すごい選手揃っていますもんね。
「特に信平(#23)、神津(#5)なんかは1年でもあれだけやれて。素晴らしい選手が1部でやれないってのは。お客さんにも彼らのプレーは見てもらいたいしね。今年はまだ若いチームなんで、来年こそ真の強さが出るのかなと思います」

-試合中、一喝している場面がありましたね。
「僕はそこまで主張とかしなくて。バスケットはガードだと思っているんで、センターがガードに指示を出すっていうのは僕はタブーだと思っているんですね。ガードの駒でしかないから、僕はポジション柄そういうことをするとチームの流れが悪くなるんじゃないかなって思ってずっと言わなかったんですけど、もうここまで来て原田(アシスタントコーチ)や今井さん(アシスタントコーチ)にも言われたんですけど、4年が引っ張らないとだめだぞと言われて、今回初めて自分の主張を言って発破かけてやったんですけど。自分にもいい効果があってシュートも良く入ったし。この1週間、チームが一丸となって練習ができたからこの結果になったんだと思います」

-プレーでも引っ張っていっていましたね。2部の選手が相手ですと、高久選手が際立っていたように思えました。
「相手が2・3年だし、年下には負けられません。年下で負けるなら荒尾(青学大・2年)と小野(中央大・1年)かなぐらいの(笑)。1部でやって、しかも今年は高かったし、それなりにセンターとやってきたので、今日は思い通りに攻めることができました」

-最低限の結果は残せたという感じですね。
「キャプテンとして、本当に最低限の結果を残せたので、今は安心していますね。ただ、後はインカレで慶應のブロックで拓大とやるみたいですし。拓大も恐いチームですけど、絶対に慶應まで上り詰めて、一戦一戦勝つこと。それを学んだし、慶應にチャレンジしたいですね。公輔(竹内・慶應大・4年)もいるし上手くはいかないと思うけど、今は本当にチームが一つになったなぁって感じなんです。うちは後気持ちだけだったので、この入れ替え戦で気持ちの面で強くなったので良かったです」


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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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