BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

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入れ替え戦 専修大学VS筑波大学 Oct,28

1028senshuリーグ戦を全敗で終わった専修大と13勝1敗で終えた筑波大。両者は実に対照的にこの2ヶ月を戦ってきた。しかし、全敗はしたものの1部の強豪と戦い続けてきた専修大。ほぼ100点ゲームを繰り広げ、2部ダントツの強さを誇った筑波大。この差はこの入れ替え戦という場でどう出るのか…。

ゲームは一進一退の攻防が続いていたが、2Q中盤に専修大がゾーンディフェンスを展開すると状況はガラリと変わる。筑波大のシュートがことごとく外れ、いい形で得点を取ることができなくなる。その間に専修大#55横村(3年・G)の連続得点が決まり、逆転に成功。その後も専修大はゾーンディフェンスを継続。一時は3点差まで詰め寄るも、筑波大はこれを攻略することができず、敗退。専修大が1部残留に王手をかけた。

■詳しいレポートと専修大・横村選手、飯田選手、森選手、筑波大・小松選手のインタビューは「続きを読む」へ。



■GAME REPORT■
1028kitagawa序盤は互いに堅さがみられたが、筑波大は#5尾崎(4年・F)のドライブが決まり、先制点を奪う。更に、#15木村理(2年・C)のポンプフェイクからのシュートが決まり、リードを奪うが、すぐさま専修大#32喜多川(3年・G)が決め返し、譲らない。#4小松(4年・F)や#9吉田(3年・G)などチームで点を取っている筑波大に対して、専修大は#32喜多川が1人奮闘し、専修大が1Q獲得した17点中15点を得点する活躍。更に専修大はオフェンスリバウンドを次々ともぎ取り、筑波大にオフェンスの時間を与えない。しかしゴール下でのファウルが多く、#9田中はこのQだけで3ファウル。リーグ中の悪い流れを予感させる。1Qは17-16と専修大が1点リードで終える。


2Q開始早々は点の取り合いが続く。専修大はゴール下のファウルが混んでくる。また、筑波大#6畑田(4年・G)が専修大#32喜多川を徹底的にマーク。得点源を失った専修大は苦しくなる。その間に筑波大は#9吉田の3Pと超スピードのブレイク、#6畑田のドライブで得点していき、点差を離していく。差が5点となったところで専修大はタイムアウトを請求。すると専修大はディフェンスをゾーンに。しかし、それを筑波大#9吉田がスピードで突破、#13富田(2年・C)へアシストを送り、得点されてしまう。ここで、専修大は#1友利(4年・G)に替え、#14森(1年・G)を投入。この大舞台での1年生の起用に誰もが驚いたが、森はチームメイトの期待に応えるべく、コートを走り回る。#27五十嵐(4年・F)のパワープレー、#14森のアシストから#10飯田の得点で2点差まで詰め寄る。すると今度は筑波大がタイムアウト。タイムアウト明けは点の取り合いになる。専修大が1点リードで前半を終えると思われたが、筑波大#9吉田が残り5秒で3Pを沈め、逆に筑波大が2点のリードを奪って前半を終える。

3Qに入っても専修大はゾーンディフェンスを継続。筑波大はこれにひっかかってしまい、外角のみのオフェンスになってしまう。しかし専修大も残り7:11、#10飯田のフリースローで同点に追いつくも、その後3分間無得点。互いに我慢の時間帯が続く。残り4分を切った頃から専修大が動き出す。#55横村が3Pを決め、更に#14森がシュートを決め、逆転に成功。すると筑波大は#5尾崎が3Pのバスカンを決め、4点プレー。再びリードを奪う。しかし、粘る専修大。#10飯田のインサイド、#55横村の連続手得点で逆転に成功。1点リードで最後の10分を迎えることとなる。


1028upshida4Q、専修大はベンチスタートだった#10飯田が波に乗る。#10飯田はパワープレー、フックなど多彩なオフェンスで筑波大インサイド陣を翻弄。更にはディフェンスでも筑波大#15木村から4ファウル目のテイクチャージを奪い、専修大に勢いをもたらす。対する筑波大はファウルが多く、オフェンスでは決定力に欠ける。しかし、#4小松が意地を見せ、専修大のディフェンスを掻い潜り、シュートを決め、残り3分で4点差まで詰め寄るが、それ以外に攻め手を欠き、得点が伸びない。専修大は余裕さえ感じられるプレーで、筑波大から得点を奪っていく。最後、筑波大はファウルゲームに行くも、専修大はそれを冷静に対処。70-63で専修大が勝利し、1部残留に王手をかけた。


後がない筑波大。今日、攻略できなかった専修大のゾーンディフェンスをいかにして攻めるか。これが筑波大勝利の鍵になることは間違いないだろう。
両チームの2戦目の戦いに、ぜひ注目して欲しい。



◆#55横村府幸(専修大・3年・G)

1028yokomuraリーグ中は出場時間が短かった横村選手。
しかし今日は外角シュートが要所で決まり、チームを勝利へと導いた。
ディフェンスを一生懸命頑張っている姿が印象的だった。


-どういう風に今日の試合に臨みましたか?
「ここで負けたらチームの雰囲気も悪くなるだろうし、最悪になるだろうから、ここは絶対に勝つっていう気持ちで臨みました」

-リーグ中は出場時間が短かったですが、今日は長い時間プレーしましたね。
「今日はシュートタッチがよかったんで(笑)。たまたま入ったおかげでプレー時間が長かったっす」

-横村選手の連続得点はチームを救いましたね。
「ラッキーでした。奇跡が起きました(笑)」

-今日の専修大には余裕が見えました。
「そうですね。ただ、相手の流れになりかけたときとかはやっぱり焦りました。でも、そこは全員で落ち着こうっていう話をして。ガードが1年生だったんで、ちょっと慌てていたところもありましたけど、でもゆっくりやろうって。ゆっくりとやりながら、相手のペースにさせないようにということを意識していました」

-その森選手も頑張っていましたよね。
「そうですね。本当にありがたかったっす」

-明日も筑波ですが。
「明日も絶対に勝ちます!明日勝って終わらせたいです。この勢いで筑波に勝ちたいと思います」



◆#10飯田貴大(専修大・2年・F)

1028iidaベンチスタートながら専修大の勝利に大きく貢献。
内外角ともに高確率でシュートを決め、チームを勢いづけた。
彼なくして専修大の勝利なしと言っても過言ではないくらいの活躍ぶりだった。

-今日の試合を振り返って。
「とりあえず負けたくない全面に出た試合だったので、本当によかったし、何より勝ててよかったです」

-インサイドでかなり奮闘していましたね。
「…なんかできちゃいました(笑)。みんなが押してくれたので、そのおかげです。応援のおかげで自分のモチベーションも上げられたので」

-後半はインサイドを基点に攻めていましたが、チーム内でそういう話はしていたんですか?
「自分はシュートは外れてたんですけど、しっかりとシュートは打てていたので、そこで攻めて行けということを中原さんに言われていたので、そこは全面的に信頼してもらってるんで、自分もやらなきゃいけないと思って頑張りました」

-リバウンドにも絡んでいましたよね。
「でもやっぱりリバウンドは能登(#28)とか横村さん(#55)に助けられている部分があるので、やっぱり、自分が取れなくても絶対に能登が取ってくれるっていうのが自分の中にあるので、そのおかげで積極的にオフェンスに参加できるようになっていました」

-今日の専修には余裕が感じられたのですが。
「なんすかね…やっぱり、ベンチと応援団が近かったからですかね。いつもは後ろというか、ベンチと離れたところに応援団がいるじゃないですか。でも今日は、ベンチと応援団が近かったことで一体感があって、ベンチの雰囲気がすごくあたたかいなっていうのを自分の中で感じ取っていたので、それで余裕が出たというか…」

-明日はどういうところを意識して頑張りたいですか?
「今日調子よかった分、きっと明日はチェックを受けると思うので、それでも攻めることを忘れないで、自分が行けるときはしっかり行って、チームで負けたくないっていう気持ちをしっかり持って、絶対に勝ちたいです」

-明日残留を決めたいですね。
「そうですね。でもやっぱり、焦らず、自分たちのやることをしっかりやって、勝ちにいきたいと思います」



◆#14森 達也(専修大・1年・G)

1028mori1年生ながらこの入れ替え戦で20分強プレー。
最初は浮き足立っているように見えたが、
時間が経つにつれ強気なプレーをし、
1年生とは思えない落ち着いたプレーでチームを引っ張った。
また、常に大きな声を出し、チームを鼓舞した。


-リーグが終わって入れ替え戦まで1週間あったわけですが、どういった練習をしてきましたか?
「1週間で技術は変えられないので、健哉(#1友利)さんを中心に声出して、みんなで盛り上げていい雰囲気で試合に臨めるような練習をしてきました」

-1年生ながら、このビッグゲームで長い時間プレーしたことについては?
「やっぱり最初は緊張したんですけど、前の週の日体戦で結構出してもらったんで、そんなに足も震えることなく、思いっきりプレーできたのでよかったですと思います」

-どういうことを意識していましたか?
「ミスしないで、でも、思いっきりやることを意識していました」

-マッチアップがディフェンスのいい吉田選手(筑波大#9)だったわけですが、その中でもいいプレーが随所で出ましたね。
「自分はぽっと出のプレイヤーじゃないですか。だから多分、どういうプレイヤーかわからないんで、筑波のガード(吉田)もつきにくかったんじゃないかなって思います。でも、明日はわからないですね」

-試合中はかなり声を出してチームを盛り上げていますね。
「(笑)。自分は身体能力が高いわけではないし、技術もあまりないんです。だから、声を出して、ガードの仕事をしっかりやるようにしています」

-明日はどのように戦いたいですか?
「今日と同じように雰囲気をよくして、あとはミスを少なくして、ディフェンスを頑張って、チーム全員で勝ちにいきます。そして、明日1部残留を絶対に決めたいと思います」



◆#4小松昌弘(筑波大・4年・F)

1028komatsu本来の筑波大ではなかったこの第1戦。
もちろん、彼も本来の姿ではなかった。
しかし終盤は意地を見せ、チームを引っ張った。

-リーグ中、100点ゲームをしてきた筑波大が60点台に抑えられてしまったわけですが。
「やっぱり走れなかったし、向こうがリバウンドに飛び込んできたので、それで自分たちのバスケが思うようにできなかったので、こういう結果になってしまいました。今日は本当に負け試合でした。流れも勢いも。こういうバスケットをしちゃいけないっていうのはわかってるんですけど、専修が必死で頑張ってきたことがうちには裏目に出て。まぁ、シュートの問題もあるんですけど、自分たちのバスケができなかったっていうのはやっぱり弱いというか、なんというか…悪いところですよね」

-緊張していた?
「そうですね。でも、結構対策は練ってきたし、やってきたことはやってきたんですけど、専修がゆっくりとしたペースでやってきたから、それに対応できなかったってだけで、スクリーンとかはしっかり対応できてたし、1対1の問題だけで、チームとしてはディフェンスできてたと思います。今日は下級生が主体だったなって思うようなゲームだったので、2年生の出来にかかっていると思うし。あとは4年生の僕らがつなぎで頑張れれば絶対に勝てると思います」

-今日はかなりインサイドに攻め込まれていましたね。
「そうですね。富田(#13)と理(#15)が頑張ってはいたんですけど、あっち(専修)の方が上手かったかなと。身長とか体重とかでは負けてないかもしれないですけど、でも、やっぱり上手かったかなって思いますね」

-明日は勝たないと…。
「本当にそうですよね。今日みたいなゲーム展開をしたら絶対に負けると思うので、そうしないためにも速いトランジションの展開に持っていきたいです」

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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