BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

関東リーグ戦1部 日本体育大VS専修大 Oct,22

日本体育大75(13-16,13-18,27-10,22-20)64専修大
1022niitaiリーグ戦も残すところ、あと1試合となった。日体大は最終日まで法政大との順位争いがこじれた。この試合で日体大が勝利すれば、法政大の試合結果と関係なく入れ替え戦回避の6位が確定する。対する専修大は既に入れ替え戦が決まってしまっている。入れ替え戦に向けてよい形でリーグ戦を終わりたいところである。

試合は序盤、ディフェンスからの速攻などで得点を重ね専修大が流れを掴んだ。#32喜多川(3年・G)のアウトサイドシュートも決まり、前半をリードして終える。しかし3Qに入ると日体大#27眞庭(2年・F)が大爆発。このQだけで3P3本を含む17得点をあげて逆転に成功した。4Qで専修大#32喜多川と#27五十嵐(4年・F)による追い上げがあったものの、日体大が逃げ切り75-64で勝利を収めた。
写真:3Pのバスカンを決め、倒れる日体大・眞庭をベンチの鈴木が助け起こす。

詳しいレポートと日本体育大・田中選手、専修大・佐々木アシスタントコーチ、友利選手のインタビューは「続きを読む」へ。



■GAME REPORT■
1022matumoto1Q、専修大#28能登(2年・F)のリバウンドシュートが先制点となったが、立ち上がりは両者共にミスが続き得点が伸びない。日体大はアウトサイドシュートが入らず、対する専修大はゾーンとマンツーを組み合わせた特殊なディフェンスで相手のミスを誘い、そこからスティールを奪い#1友利(4年・G)からの好アシストを#10飯田(2年・F)が決めるなど、速攻から得点を重ねていく。リードを奪われた日体大は#5今野(2年・G)を投入しリズムを変えようと試みる。これが当たり、#5今野が3Pを静め13-15で1Qを終える。

2Q、日体大は#20田中(3年・G)のミドル、そして#3八坂(1年・G)の3Pが決まり逆転に成功した。しかし、専修大はここで気持ちを切らさず、この日は途中出場の#32喜多川(3年・G)の連続シュートで得点を重ね、再びリードを奪う。オフェンスでリズムを掴んだ専修大はディフェンスにも影響し24秒を奪うなど機能する。オフェンスリバウンドも好調。#32喜多川のバスケットカウントも決まり、26-34とリーグ戦始まって14試合目にして、初めてリードを奪った状態で前半を終えた。

3Q、好調な専修大に対して前半機能しなかった日体大であったが、不調で眠っていたエース#27眞庭(2年・F)が大爆発した。連続3Pを皮切りに、ドライブからのバスケットカウント、速攻と連続で得点し、このQだけで17得点をあげる活躍振りを見せた。#15宮村(2年・C)のシュートも決まり、53-44と逆に9点のリードを奪った。

1022konno4Q、3Qで流れに乗った日体大は4Qに入っても#15宮村の合わせなど好調に得点を重ねていく。#27眞庭のドライブが決まりこの試合最大の18点差ついたところで専修大はタイムアウトを要求。タイムアウト後#32喜多川、#27五十嵐(4年・F)が3Pを沈め、さらに#32喜多川のバスケットカウントも決まり、これを機に流れに乗りたい専修大であったが、日体大がタイムアウトでこの流れを断ち切った。#32喜多川、#27五十嵐のアウトサイドシュートで追い上げを見せたものの、3Qで付いた点差を埋めることはできなかった。75-64で日体大が勝利し、2ヶ月に渡る長い戦いの幕が下ろされた。

専修大の戦いはまだ終わらない。10月28日から行われる筑波大との入れ替え戦が残されている。1部リーグでの戦いは厳しい結果となってしまったが、今まで築き上げてきた伝統を守るべく、1部残留をかけた激しい戦いが行われる。


◆#20田中健介(日本体育大・3年・G)

1022tanaka若いチームを、上級生として、
ガードとして支え続けた。

-入れ替え戦は回避することができましたね。このリーグ戦を振り返ってみるといかがでしょうか?
「波が激しいなと。ひどい試合も多かったし、いい時もあるんですけど、それが持続しないんです。ダメな試合ばかりでした」

-3連勝して、良いスタートを切ったんですけどね。
「そうですね。そこでなんとかなるだろうみたいになって、油断してしまったところがあるのかなと思います」

-負けが続いてしまっている時のチーム状況はどのようでしたか?
「練習でやってることしか試合には出ないので、練習でなんとかしようとはするんですけど、その練習もうまくいかないで試合に入ってという感じで。流れがひどいときに立て直せなかったというのは上級生が一人だと難しいので、もっと上級生ががんばれば良かったのかなとも思います」

-リーグ戦通して責任感はついてきましたか?
「上級生が少ないところで、上がもっとしっかりしなくちゃいけないっていうのを強く感じました」

-つらい時期もあったとは思いますが、チーム的に成長もあったのではないでしょうか?
「自分たちのバスケをやるっていうことをリーグを通してずっと言ってきていて、チームのルールを守るっていうことを。この2試合ではちょっとは出来たのかなと思います」

-今までのリーグ戦では下級生でついていく立場だったと思いますが、今年は引っ張っていく立場になったと思います。その違いはありましたか?
「先輩たちがいて、自分はがむしゃらにやっていけばいいって思いだったんですけど、上級生になって逆の立場になって上級生のつらさも分かりました。でもそれをがんばってやらないと下はついて来ないし。それを頑張って乗り越えればチームは良くなるかなって思います」

-リーグ戦を通して見えてきた課題というのは?
「ずっと同じですね。ディフェンス。自分のチームのカラーを出せるようにする徹底ですね」

-インカレに向けてどのように繋げていきたいですか?
「練習から、厳しく。インカレではひとつでも上にけるように頑張っていきたいと思います」



◆佐々木優一Aコーチ(専修大)

-このような結果になった原因というのはどこにあるのでしょうか?
「同じ1部同士の試合で何十点も離されるってことはそんなにないと思うんです。こんなにも離されるっていうのはそれ以前の問題で、同じ舞台に上がっていないっていう状態が続いていたからあのような結果になってしまって。どうしても負けたくないという気持ちを持ってコートに立てるかというところからなんです。ルーズボールやリバウンドにしても気持ちが入っていれば目の前のボールには飛びつくし。自分達の弱いところが続いていて、チームの状態が悪くなってきたときにどれだけチームとして盛り上げてやれるか。良い状態を我慢してどれだけ続けられるか。つらい時はあるけれど、コートに立っている人間は代表して専修大学の看板を背負ってやっているわけだから、強い気持ちを持ってやれれば他のチームとも大差は無いと思うし。この結果で選手達が自信が無くなってしまっているというのも原因のひとつだと思うし、自分達がやってきていることは間違いじゃないので、それを信じてコートに出せれば結果が出てくると思う。ここまできたら入れ替え戦の相手も決まっているから、あとは戦い方だけじゃなくて生活の過ごし方。今から1週間後の筑波戦に練習も私生活も意識してやっていけるか。これからぐんと上がることは期待できないから、今ある状態からどれだけ気持ちをちゃんとして望めるか。先輩達が築いてきた1部の座を誇りを持って望んでいけるか」

-1戦目より2戦目の方が良くなってきてはいますよね。
「技術うんぬんじゃなくて、うちは強気で行ってシュートが入らないとかを悪く言うことは絶対にしないから、気持ちを込めて積極的にいけたら失敗しても必ず次に繋がることであるし。自分のミスは自分で取り返す、ミスを落ち込んでいる暇はないと思うし。それが段々選手達の中でも分かってきているので、段々良くなってきてはいるのだと思います。この結果を素直に受け止めて、入れ替え戦に向けてやっていくだけです」

-練習中の雰囲気はどうでしたか?
「勝てないことで自信は失っていたかもしれないですけど、1部を守ってきたという伝統はありますし、自分たちの代で落とすわけにはいけないという思いがあり、一人ひとりは盛り上げて一生懸命やっていました。あとはちゃんとはまれば大きな力になると思うんで。チームのために自分が何を出来るかというのを考えてやっていくことが大事だと思います」

-一人ひとりの頑張りはあったと思います。それが勝てないと悔しいところがありますよね。
「結果が全てという場面と、結果ではなく課程が大事という場面があると思うんです。だけど結果が出ないと自分たちがやってきたことに自信が持てなくなってしまう。なにか結果が見えてこないとモチベーションが上がってこないと思うんです。結果は負けているけど、内容的には段々良くなってきていると思うんで、自分たちのやってきたことを信じれば光は見えてくると思います」


◆#1友利健哉(専修大・4年・G)

1022tomori苦しい状況でありながらもキャプテンとして声を出しつづけた。
しかし結果は付いて来ず、チームにとっても自身にとっても悔しさの残るリーグ戦となってしまった。

-この結果になってしまった原因として何があげられると思いますか?
「精神面の弱さという部分が一番出たんじゃないですかね。それをディフェンスで我慢できずに切れちゃう時間帯っていうのが多くて。テーマをずっとディフェンスってやってきていたんですけど100点近く取られちゃうっていうところが原因だと思います。一つのシュートやルーズボールに対して見ちゃって戻れずにブレイク出されちゃったり。オフェンスが決まっている時はいいんですけど、決まらなくなった時に帰ってディフェンスをすればいいんですけど、それをディフェンスに引きずってやられてる時間帯が長いんです」

-リーグ戦の終盤頃からゾーンとマンツーを組み合わせたディフェンスをやっていたじゃないですか。その作戦は通用していたとしても、一度ミスしてしまったら落ちてしまう場面があったのではないでしょうか?
「やっぱ我慢しきれないんですよね。諦める時間帯や点差じゃなくても、負けが続いているからというのもあると思うんですけど。前半だけできてもだめだし、1試合通してできないとダメなんで。来週までの1週間意識を高く持って、今日の前半のような形を試合通してやるしかないです」

-悪いところの方が目立ってしまいましたが、リバウンドなど他のチームに引けを取らないところもあったと思います。今後につなげるようなところはどこでしょうか?
「リバウンドに強烈さが出ている時は自分たちのリズムにはなれるんです。リバウンド取ったらブレイクに出して、それが無理だったらガードがバックアップさせてコントロールしていけば良かったんですけど、僕が気持ちのほうが先に出ちゃって考えなくちゃいけない時間帯でフォワードにプレーさせちゃったりとかが多くなって。気持ちも大事なんですけど、考えなきゃいけないことも大事なんで、もっと考えて反省してやならいとなっていう感じです。それで僕自身のプレータイムも持っていかれちゃいました。頭の中は常に冷静でなくてはいけないということを終盤になって強く感じました」

-4年生で、キャプテンで。しかもチーム状態も良くなかったので余計に気持ちが先走ってしまったんですね。
「そうですね。でも、そのときこそ冷静にならなくちゃなんですよね。しかも4年生なんで。なのに1年生とかに頼ってしまう場面は無くして、ちゃんと冷静なポイントガードにならなくてはだめですね」

-悔しさの残るリーグ戦となってしまいましたね。
「もう前を向いてやるしかないんで。ハートだけは疲れちゃいけないんで、そうでないと勝てるものも勝てなくなってしまうんで」

-入れ替え戦の相手は筑波大ですが?
「ディフェンスの練習を徹底してやっているんで、それをしっかりとやるだけですね。まだ自分たちのテーマが1試合通してできていないんで、それをどうやって出せるか。そうすれば自分たちのペースになると思うんで、そこを意識してやっていけば。応援してくださる人もいるんで、頑張りたいです」



スポンサーサイト

テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。