BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

関東リーグ戦1部 青山学院大学VS東海大学 Oct,22

青山学院大94(28-24,13-28,21-20,32-27)99東海大

1022sasa2この試合の前に東海大の優勝、青山学院大の4位は確定していたため、モチベーションの面で気になる部分が多少あったが、最後まで勝敗のわからない試合を繰り広げ、リーグ戦最終日、最終試合に相応しい試合となった。

序盤は互角の展開だったが、東海大のディフェンスが厳しくなると青山学院大がそれに対応できなくなり、得点がストップしてしまう。しかし、青山学院大は#4岡田(4年・SG)、#6正中(4年・PG)ら4年生を中心にじわりじわりと点差を詰め、東海大を追い詰めていく。一時は3点差まで点差を詰めるも、終始安定した攻防を繰り広げた東海大が2連勝という最高の形でリーグを終えた。
最後の最後までボールを追った両チームの選手の姿には会場から大きな拍手が送られた。
写真:コートの選手に必死に大声で指示する佐々Aコーチ。

■詳しいレポートと青山学院大・岡田選手、正中選手、広瀬選手のインタビューは「続きを読む」へ。


■GAME REPORT■
1022arao1Qは一進一退の攻防が続く。青山学院大は#4岡田(4年・SG)、#6正中(4年・PG)の外角を中心に、東海大は#10井上(4年・CF)のインサイド、#7内海(4年・F)の3Pを中心に得点を重ねていく。しかし、青山学院大の外角シュートが高確率で決まり、差を広げていく。対する東海大は#15竹内(4年・C)を中心にオフェンスを展開し、決して譲らない。最後は青山学院大#4岡田がハーフライン後方からブザービーターを決め、会場が騒然となる中、青山学院大が4点リードで1Qを終えた。


2Qに入ると東海大のディフェンスがきらりと光る。東海大は青山学院大#4岡田にディフェンスに定評のある#32小林(3年・G)をマッチアップさせる。すると、岡田のシュート本数は一気に落ち、更に青山学院大はターンオーバーを連発。得点に伸び悩む。一方の東海大は#7内海の3Pや#15竹内のダンクを得点を重ねていき、残り6:45、#34小林のアシストを受けた#9松山(4年・F)がシュートを決め、逆転に成功する。更に#7内海、#34小林のジャンプシュート、#00石崎、#24古川(1年・F)の3Pなどで点差を広げていき、東海大が11点リードで前半を終える。

3Qに入っても、東海大の勢いは止まらない。#15竹内のバックドアパスを#24古川が見事に決め、勢いに乗る。青山学院大は#11熊谷(3年・F)、#4岡田の3Pなどで得点を重ねていく。更に、残り7:37、青山学院大得意のディフェンスからのブレイクが連続で決まり、6点差とすると、東海大はタイムアウトを請求。タイムアウト後は東海大が#5阿部(4年・G)のドライブなどで得点を重ねていき、再び2桁得点にする。終盤、青山学院大がゾーンプレスを展開すると、東海大はそれにひっかかり、青山学院大に連続得点を許すものの、最後は#24古川がジャンプシュートを決め、東海大が10点リードで残りの10分へ。

1022utumijyoji開始早々、東海大は#3西垣(3年・G)の3P、#9松山のシュートが決まり、差を13点に広げる。しかし、ここから青山学院大の反撃が始まる。#4岡田がリバウンドで奮闘するとそれに鼓舞されたのか、周りの選手に積極性が出始める。#9広瀬(3年・F)のバスカン、#11熊谷のシュート、#4岡田が3P時にファウルをもらい、3本のフリースローを決め、7点差に。更に、#6正中のカットイン、#4岡田のフリースローで3点差とする。しかし、東海大に焦りはない。#10井上がシュートを決め、#00石崎が3Pを沈め、その差を8点に広げる。青山学院大も諦めずに#4岡田、#9広瀬を中心に得点を重ねていく。残り29秒、青山学院大#4岡田が遠くからの3Pを決めるも、東海大は#15竹内がダンクでお返し。青山学院大は最後3Pを乱発するが、追いつくまでには至らず。青山学院大#4岡田が38点と大奮闘するも、勝利には手が届かなかった。逆に東海大は最終日を白星で飾り、最高の形でリーグを終えることとなった。

東海大1位、青山学院大4位という結果から、インカレでは両チームとも順当に勝ち星を重ねていくとセミファイナルで再び激突することとなる。リーグ戦は司令塔・正中の怪我などもあり、不完全燃焼に終わった青山学院大。あと1ヶ月…打倒東海大に燃える青山学院大がどう化けるのかに注目したい。




◆#4岡田優介(青山学院大・4年・SG)

-4位という結果でリーグを終えたことに関しては?
「結果には全然納得していないです。リーグ戦を通して内容もあまりよくない試合が多かったので、いまいち乗り切れないリーグ戦だったなと思います。もったいなかったですね」

-今日の試合は中盤離されましたが、最後は青学らしさが出ましたね。
「そうですね。昨日、今日はやっぱり勝っても負けても3位か4位という状況だったので、失うものもないし、最後だから一生懸命、思い切ってやろうってことでチームでまとまってできたんで、昨日と今日はよかったですね。負けてもいい内容のゲームができたので」

-トーナメントの時に、熊谷選手と広瀬選手がもっと成長して欲しいということを言っていましたが、このリーグ中の彼らの出来は?
「熊谷は終盤はちょっと落ち込んじゃいましたけど、自分で点取れるようになってきましたし、積極的にプレーできるようになったし、成長したと思いますね。まだ、完全ではないですけど。広瀬も、昨日はよかったし、積極的に自分で一対一するようになったし、それはよかったですね。それが自信にもなってると思うし」

-リーグ戦での収穫は?
「下級生が頑張れるようになったってことですね。あとは1年生の2人(小林・渡邉)もちゃんと試合に出ても仕事してくれるようになったし。新人戦優勝したメンバーなんで、リーグ戦を通して自信ついてきただろうし、荒尾をはじめとした1、2年生がいい仕事をしてくれるので、それはよかったと思いますね」

-逆に課題は?
「うちのチームって元気がないんですよね。自分たちの調子がいいときは集中して声も出てるんですけど、負け試合だとか雰囲気が悪いときになると戻りも遅いし、簡単なブレイクばっかりされちゃって…。それをちゃんとストップできるようにしなきゃいけないっていうのが今後の課題だと思います」

-それは気持ちが影響しているということですか?
「そうですね。気持ちがまだちょっと弱いですね。やってやろうっていう気持ちがまだまだ足りない。3年なんかは、来年があるからと思ってたらだめですよね。自分たちの進路もありますし、今年本当に頑張ってもらわないと自分たちのためにもならないし…やっぱりポイントは3年生の2人ですね。2人が頑張るか頑張らないかで全然違います。特にディフェンス面では。」

-課題が多いですね。
「そうですね。でも、課題があるということは、伸びしろがあるということで捉えています。これから1ヶ月で修正できるポイントではあると思うんです。そういう意味ではインカレに向けてまだまだ可能性は広がるだろうし、他の3チームに比べて伸びしろはうちが一番もっているのかなって思うんですけどね。うちのバスケはまだまだ全然完成されていないですからね」




◆#6正中岳城(青山学院大・4年・PG)

-リーグ最終日を悔しい結果で終えてしまったわけですが。
「僕の経験のあるリーグっていうのは、ずっと勝ち星を重ねていけたっていう経験しかないので、負けが込んだときにリーグ全体の戦い方を4年目にして改めて難しいなって感じることが出来ました。負けて締めてしまったんですけど、中には明るい材料あったと思うので、負けてしまったということよりも、次に向けての材料をしっかりと見つめて、自分たちがやらなきゃならないことっていうのをインカレまでの短期間で調整しながら、ちゃんと自分たちを見つめていいところを見出して行ければなと思います」

-リーグ序盤は怪我もあり、プレイングタイムが伸びなかったわけですが、そのことも結果につながってしまったのでは?
「チームの事情として、バタバタした中でリーグ戦に入らなければならなかったっていうのが実際のところでした。うーん…やっぱり最後まで自分たちのスタイルっていうのがなかなか確立できなかったし、チームの仕上がりも上位にいる他の3チームに比べれば、何をもってオフェンススタイルとしてるのか、ディフェンススタイルとしているのかっていうのが見てる人にもわからない状態だったと思います。自分たちも1週1週次の相手に対しての対策などに追い掛け回されて、自分たちのスタイルの確立っていうものが遅れてしまったっていうので、この結果につながってしまったと思うし、その要因として自分がスタートとして出ていたけれども、チームを離れなければならない時間があったっていうのが1つあげられるとすれば、それもあったとは思います」

-今日の試合の最後は青学らしさましたよね。
「そうですね。ホームでしたし、向こう(東海)とのモチベーションの違いっていうのはあったのかもしれませんけど、自分たちとしてもそういうものが周りから見えるものとしてはならないと思ったし、温度差があってはならないと思ってやっていました。インカレではセミファイナルで当たる相手なので、その辺も考えて戦えたし、戦える部分っていうものもあったので、早くしっかりとした戦いが出来るように自分たちのスタイルをより確立させていきたいです。これからの伸びしろっていうものを考えると他の3チームよりかは若干はあると思うので」

-ベスト5に選ばれたことに関しては?
「その賞をもらえるのは嬉しいと思うし、自分は12試合しか出られない状態の中で、14試合フルに試合に出て戦ってくれた選手がいるんで、彼らに感謝したいし、チームとしてしっかりと戦えた結果、こういう賞がもらえる場所にいたっていうことで、チームメイトに感謝したいと思います。」

-インカレまで個人的にどういうところを頑張りたいですか?
「後半の方では、勝つために得点をとらなければならないっていう考えになってしまっていて、チームとしての機能を失っていたと思います。勝てるゲームもあったと思うんですけど、そのゲームプランだとかメイキングって言う部分でやっぱり劣るものがありました。それに、ガードが後半から20点、30点取るようなチームでは安定した戦いは期待できないと思うので、それは監督とか、チームメイトとかと意見の交換とかをして、考えていきたいと思います。何にしろ、勝つためなら自分としてはなんでもやれると思うので。ただ、このままの状態では自分としても納得いかないし、たくさんリングにボールを通したとしても、満足することができないのかなって思いますけどね」

-インカレでは優勝を?
「それはどのチームも言っていることだし、それを言うこと関して違いはないと思うので、どうすれば勝てるのかっていうことを考えていかないと。優勝するって目標は当然のことなんですけど、それに向けて何が出来るのかっていうことを考えないといけないし、去年はどうだったのかっていうことを照らしてみたりだとか、今までの青学はどうやって勝ってきたのかをもっと突き詰めていかなければならないし、そうすることでしかたどり着けないコートがあるっていうのは去年感じたんで、納得できるシーズンにしたいし、自分達はラストイヤーなんで、4年生が中心となって、なんとか結果を残せるようにしたいですね」



◆#9広瀬健太(青山学院大・3年・F)
1022hirose-リーグ戦お疲れ様でした。今日は順位が確定(*4位)している中の試合でしたが、どのような意識を持って臨んだのでしょう?
「ちょっとモチベーションを保つのに難しさはあったんですが、最後までしっかりやろう、勝ちに行こうという話しを4年生を中心に試合前にしていたので、普段通り頑張れたと思います。1~3Qは積極性が欠けていて良いプレーが出来なかったんですが、4Qは攻め気を持って臨めたので、最後そういう形で終われて個人的には良かったです」

-長かったリーグ戦を終えて、ご自身の出来としてはどうだったと思いますか?
「序盤戦は自分らしいプレーができなくて苦労したんですが、後半の4試合はある程度チームに貢献できたと思います。自分の持ち味はランニングプレイや積極的なリバウンドなんですが、その前のルーズボールとかディフェンスといった部分を頑張ることで相乗効果で自分らしさを取り戻すことができたと感じています。最後になってようやくですが」

-では課題としてはどのような点が挙げられるでしょうか?
「1つのプレーがだめになると他のプレーも全部だめになるというか。1つ崩れると建て直しができないまま終わってしまうことが多かったように思います。これからは失敗を引きずらずに、いい意味で開き直ってプレーしていかないといけないと思います」

-今後、青学が勝っていくには広瀬選手や熊谷選手など3年生の活躍が不可欠だと思います。
「そうですね、それはリーグ戦が始まる前からOBの方々や監督にも言われていました。4年生に頼りっきりではなくて、自分たちもチームを引っ張っていくという意識を持たないといけないと思います」

-東海大戦での1番の敗因はどこにあったとお考えでしょう?
「昨日の試合でも、残り5分までは完全に自分たちのペースでプレー出来ていたんですが、そこから逆転されて負けてしまいました。東海大戦に限らず今回のリーグ戦では、終盤に相手に流れを持っていかれて負けたり、苦戦したりすることが多かったように思うので、最後の詰めという部分に課題があると思います」

-リーグ戦4位ということで、インカレでは順当にいけば今日の相手である東海大学と準決勝で当たることになりました。この2連戦を終えて、印象としてはどうでしょう?
「やっぱり強かったですし、大きかったですね。どこからでも得点が取れるし、竹内譲次さんと石崎巧さんという、内外に大黒柱がいてなかなか崩れないなという印象です。ただ、昨日今日と全く通用しなかったわけじゃなくて、最後まで分からない試合をすることが出来たのでインカレではもう一度チャレンジしたいです」

-では最後にインカレに向けて抱負をお願いします。
「去年はリーグ戦で優勝して、インカレでは準優勝でした。今年はリーグ戦で優勝を逃した分、是非インカレという大学日本一を決める大会でタイトルを取りたいと思います」
スポンサーサイト

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。