BOJweblog2006

2006年度の大学バスケ界の大会レポート、選手インタビューなどを中心に掲載します。

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関東大学リーグ2部 國學院大VS中央大 Oct,15

國學院大90(17-21,22-24,20-21,31-28)94中央大
1015chuo2部リーグからインカレに出場できるのは上位5チーム。インカレへの最後の切符は最終週の直接対決を制したチームに与えられることとなった。第1戦は中央大が14点という大きなリードとともに勝ち取る結果となった。アドバンテージを活かし中央大が2連勝するか、國學院大が意地を見せて14点差をひっくり返すか、最終日の注目の試合となった。
ゲームは終始、中央大のリードで進む。國學院大は同点まで追い上げるものの、逆転することができないままゲームセット。中央大が5位の座を決め、1年ぶりにインカレ出場を決めた。

詳しいレポートと國學院大・青木選手、大石選手、中央大・馬場選手、田嶋選手のインタビューは「続きを読む」へ。

■GAME REPORT■
1015osaki先手を取ったのは中央大。#5馬場(4年・F)がリバウンドやゴール下の力強いプレーでチームを引っ張り、昨年果たせなかったインカレ出場への執念を燃やす。対する國學院大も外角からのシュートを中心に中央大ディフェンスを崩そうと攻めの姿勢を見せる。しかし、シュートはことごとくリングにはじかれ、開始5分間フリーゴールがなく、出遅れてしまう。しかし、1本目のシュートが決まると、國學院大が得意のランニングプレーで得点を重ね17-21と、1Qはほぼ互角の争いとなる。

2Qでまず同点に持ち込みたい國學院大だが、思うように攻め込む事ができない。この間にも中央大は確実にシュートを決め、リードを13点まで広げる。ファールが重なりだした國學院大はチームを立て直すためにタイムアウトをとる。残り4分、國學院大の反撃が始まる。#22傳田(1年・C)から始まり、#4青木(4年・SG)の連続得点。國學院大が勢いに乗り、一気に追い上げムードへ。逆にシュートが入らなくなった中央大だが#5馬場、#14小野(1年・C)がリバウンドからセカンドチャンスを作ることで乗り切った。前半を終えて39-45。依然中央大のリードが続く。

どちらもシュートが入らない、我慢の時間帯となった3Q。勢いは國學院大にあるものの、フィニッシュが決められない。逆に中央大はミスがあるものの大事なシュートをきっちりと決める。残り5分をきったところで國學院大#4青木、#5大石(4年・SF)の3Pで52-52とゲームを振り出しに戻す。ここからは一進一退の攻撃が続く。この均衡を破ったのは中央大#12富田(3年・G)。ファールで得たフリースローをきっちりと沈めると、相手のミスをねらい、速攻をしかける。後がない國學院大はオールコートで勝負に出る。しかし、ドリブルやロングパスで突破され、中央大#18田嶋(3年・C)にゴールを奪われる。さらにはフリースローで得点を重ねた中央大は、59-66でリードを保ったまま、最終Qへと流れる。

1015ryumoもう後がない最後の10分。國學院大は怒涛の攻撃を仕掛ける。#6山本(4年・PG)の連続得点、さらにはパスカットからの速攻で得点を重ねる。残り5'56、再び同点に持ち込む。しかし、ここでまたしても中央大#18田嶋。國學院大の勢いを止めるかのように、ゴール下で奮闘し、中央大に貴重な追加点を上げる。國學院大もオールコートであたり、シュートを狙いにいくものの、お互いに点を取り合う展開となり、点差は変わらない。最後の最後まで走りきり、勝利への執念を燃やすものの、國學院大は逆転するチャンスをつかむ事ができず、終了のブザーが響いた。94-90で中央大が勝利をつかみ、昨年果たすことのできなかったインカレ出場権を手にした。



◆#4青木崇記(國學院大・4年・SG)

-終わるのがちょっと早すぎましたね。
「本当ですよ。早すぎましたよ。なんすかねー…もう。本当に早すぎちゃいましたよ(笑)」

-まずは今日の試合を振り返って。
「15点差以上でインカレに行けるっていうことだったんで、頑張ろうって。でも、それはそれで1つ置いておいて。とりあえず、1Qずつしっかり勝っていこうっていうことで入っていったんです。でも、前半で10点くらいリードしないと勝つ見込みはないって言われていて。だから、始めから飛ばしていこうって話だったんですよ。そしたら、1Q立ち上がり0-9とかわけわかんない展開になっちゃって(苦笑)。それでやるしかないってなって、乱射したら入って。まあ、それはよかったです(笑)。でも、やっぱり3Qになっても全然点差が開かなかったし、逆に負けてたりしていたんで、とりあえず15点とかじゃなくて、1点でもいいから勝とうって話になって。でも、そんな簡単に離れなくて。それで、4Qは4年生全員で行こうって話になって、あんな結果になりました」

-4年生全員で最後出られたことはよかった?
「いや、よくはないですよ。4年生が4人入ると流れが悪くなることはみんな知っていたので。それでも、やっぱりラストになっちゃうかもしれないっていうので、城所さんもわかってくれていて。あとはもうそれにグダグダ言ってる場合じゃないんで。やるしかないんで、当たって砕けろ戦法でやってたら…見事砕けてました、砕け散ってました(苦笑)」

-インカレ出場を逃してしまったのはなぜだと思いますか?
「やっぱり、最初からの課題であった精神的なものですね。ちょっとだめになっちゃうとすぐ沈んじゃって、声が出なくなっちゃう。しかも、それがオフェンスからなんですよ。それで、ディフェンスもできなくなっちゃってたんで。小林(Aコーチ)は言ってくれてたんですけど…でも、タメじゃないですか。去年は恵三さん(斉藤恵三)とか慎吾(岡田慎吾)さんとかが言ってくれたおかげで、多少はもった部分もあったと思うんですけど、タメになったことで甘えが生じちゃった部分があったと思うんです。もっと自分達の意識を高めさせるような雰囲気にできればよかったんですけど…駄目でした(笑)」

-そんなはっきりと(苦笑)。
「4年生は誰もがわかっていたと思うんですよ。自分がやらなきゃいけないって。でも、それを人のせいにしちゃうんですよ。俺は人のせいにはしてないっすよ?負けた試合も、勝った試合も俺が俺が…って思っていたんで。そういうのをリーグが始まる前にわからせてやればよかったかなって…まぁ、それが1番の失敗なのかなって。まぁでも、それを終わってから気づいた俺もいるんで、俺が一番悪いんです。結局はそれをそのまま野放しにしてしまった俺が…」

-下級生へ残せたことは?
「下級生が気づいてくれたかどうかはわからないですけど、やっぱり、チームは1つにまとまっていないと機能しないよってことが1つ。2つめは、國學院はディフェンスのシステムが他とはちょっと違うので、下級生とか、僕もそうだったんですけど、最初は文句が出ちゃうんですよ。特に経験のある奴はわかるから、そういう気持ちもわかるんですけど、まず、文句を言う前にやれって。ディフェンスで引っ掛かってるチームもいるわけじゃないですか。国士舘にも拓大にもそれで勝ってますし。中央だって、あの龍猛(#14小野龍猛)でさえ引っ掛かってる部分もあったんで、そういうところをもっと自信を持ってやって。で、やってから文句を言えって。そういうところをこれからは全員でやってもらいたいですね。こういうのって一朝一夕で出来るってもんじゃないじゃないですか。それに、考えてやっていかないとこのシステムってどんどんできなくなっていくんですよ。だから、そういうところを文句言って投げ出すんじゃなくて、最後までやり通す。もしくはやって、で、結果が出てきたらそれをいうっていう。結局、5人がまとまんなきゃこのディフェンスシステムはできないんで、1人でもわがままなやつがいたり、疲れたからってサボったりするやつがいると完成しないんですっていうこの2点がわかってくれればいいかなって」

-大学バスケは楽しかった?
「そうですね。楽しかったっす。でも、やっぱり負けたときはイラっとしますし、『何で負けたんだよ』ってなりますし…うーん。やっぱり負けると今まで練習してきたことが無駄ではないけど、もっと他にいいやり方があったんじゃないかって色々考えちゃうんで、勝てば面白いし、負ければつまらない。それですね。あとは練習は辛かったです。試合は楽しかったんですけどね、練習は本当に辛かったです…」

-いいチームだった?
「いや、決していいチームではないです。それははっきりと言います。ただ、いいチームじゃないのをなんとかいいチームにまとめようとしていました」

-大学バスケで得たことは?
「1つは何事に関してもやり通すこと。ディフェンスシステムに関しても、練習に関しても、コミュニケーションを取ることに関しても、全てやらなきゃいけないことだし、やっていかなきゃいけないことなので、そういうことを1つひとつやり通すこと。あと、4年になってからは責任感を持つようになりましたね。俺とかは試合中控えがいないんで。粟根(#20)がいない中でちょっと厳しかったんで、責任もありました。あとは、試合以外でバスケ部を1つにまとめる。そういうのもほとんど小林に任せてたんですけど、そういうところも裏で動いて選手とコミュニケーションを取るってこともあったんで、上からじゃないんですけど、まとめるためにコミュニケーションを取ることを自分でやる。そういう1つ1つの行動に責任を持ってやってったことですね」

-下級生へメッセージを。
「来年のやつら頑張れー!後悔しないように頑張って下さい。自分たちでチームを作っていって絶対に後悔しないようにインカレ目指して、目指せるなら入れ替え戦目指して1日1日を大事にしていって下さい。以上!」



◆#5大石雅史(國學院大・4年・SF)

常に声を出し、チームを鼓舞した大石選手。
リーグ戦中、勝負所での3Pは何度もチームを救った。
そんな彼もこの日をもって引退となってしまった。
「すみませんとしかいいようがないです…」
ちょっと申し訳なさそうに笑いながらインタビュー前に言った一言。
しかし、その目には薄っすらと涙が浮かんでいた。

-今日の試合を振り返って。
「やっぱりみんなインカレには行きたかったから、絶対にインカレに行こうってことでやってたんです。でも、残り2分を切ったくらいには…とりあえず勝とうと。自分、地元が埼玉なんですよ。だから、色んな先生方が観に来てくれていて。最後、頑張っている姿が見せられてよかったです」

-今日負けてしまったことで、引退という形になってしまいましたが。
「(BOJに)ずっと追っかけていただいて、インカレもずっと最後の最後まで追っかけていただきたかったんですけどね…。後悔しても遅いんですけど、やっぱり落としちゃいけないところは落とさないようにっていうところがやっぱり大事なことなんじゃないですかね。きっと入れ替え戦がなくなったってことで、ちょっと気が緩んでた部分もあるのかなって今反省してるんですけど…とりあえず、インカレ行きたかったなっていう。結果的にはインカレには行けなかったですけど、でも、こうやって携わってくれた人たちが応援に来てくれていることが嬉しいですね。負けちゃったけど、『良く頑張ったね』って言ってくれたことが凄いうれしいです。今日は4年生が最後全員コートに出て、バスケットできたので、それはよかったかなって思います。あとは後輩に頑張ってほしいですね。一応2部残留したんで、来年、みんなもっと頑張ればインカレにも行けると思うし、そうしたら応援にでも行ければと思っています」

-勝利のために、何が足りなかったのでしょうか?
「そうですね…能力的な面においては、特に個人技の面においては去年よりは高かったと思うんですが、やっぱり、噛み合うのがちょっと遅かったっていうか。結局、大東の試合もあれだけ離してて一気に詰められて。神大の試合もずっと競ってて、最後離されたじゃないですか。そういうところで結局、チームがチームになれなかったから点数が離れちゃったわけで。去年より走るチームとかディフェンスができるチームとか言われていたんですけど、失点は平均しても結構あったし。うちって、1人でもディフェンスしなかったら成功しないディフェンスをやっているんですよ。だから、気持ちの面でっていうことだと思うんですけどね。本当にもう、応援してくれた人たちにごめんなさいしかないです(苦笑)。うちの先輩も行けるもんだと思ってたって言ってくれたんで、ただただ、すいませんと…」

-自分たちが下級生に残せたことは?
「真面目にやるってことですかね。でも、真面目にやっても、頑張ってやっても届かないことはあるっていうことは本当に理解してもらったと思います。あとは、自分たちの実力をしっかり理解して練習をしなくちゃいけないし、どっかに勝ったからって調子に乗っちゃうんじゃなくて、自分たちのプレーをし続けるとかそういう気持ちの部分で残していけるものがあればよかったと思うんですけど、結局、そういうところはアシスタントコーチの小林(4年)に全部頼りっぱなしでした。自分たちはできなかったんですけど、4年生は、最上級生としてしっかりやらなきゃいけないんだよってことはきっとわかってくれただろうなって思っています。外角のシュートチームなんで、全員が入れば強いし、入らなかったら拓殖とやった第2戦みたいになっちゃうし…ただ、ここ最近スタートになった真部(2年)がしっかりコントロールできる選手なので、今後は全員で1つにまとまってやっていってもらいたいなって思います」

-4年間を振り返って。
「結局…結果がものを言っちゃうかなっていう部分では、残念ではあるんですけど、つらいことでもしっかり乗り越えられたっていうことは、これから社会人になる上でもすごい力になると思うので、ここでバスケットが終わるわけではないし、いい意味でもお勉強させていただいたなって感じで。まあ、最低約束の残留って言うのは果たせたので、軽くほっとはしてるんですけど、やっぱり残念なんですよね(笑)」

-最高の仲間だった?
「コートに立っちゃうと個々の我が強すぎるんで、結構揉め合いになっちゃうことが多かったんですけど、やっぱり噛み合ったときは物凄い力を発揮できていたし、そういう面においてはやっぱり別にプライベートで仲悪いってわけではないし、だから…よかったのかなぁ(笑)。まぁ、このメンバーでこの結果ですからね。もうちょっと頑張れたんじゃないかってとこが正直なところなんですけどね(苦笑)」

-最後に。大学バスケは楽しかったですか?
「いや、辛かったです(笑)。練習がかなり辛かったです。でもたくさん学んだことが多いし、辛かった以上に楽しかったこととか、先輩とか後輩とかから教えてもらったことは多いので、楽しかったっていう表現っていうよりは…なんて言ったらいいのかな。…うちの大学にきてよかったなって感じかな」



◆#5馬場広貴(中央大・4年・GF)
1015baba-インカレ出場を懸けての試合だったわけですが、試合を終えての率直な感想を教えてください。
「4年生として何か後輩たちに残したかったので、必死に頑張りました。結果的にはインカレに出場できることになって本当に良かったんですが、ただ、これは最低限の仕事というか、できれば入れ替え戦までチームを導いてやりたかった部分はあるので…まぁまぁです」

-チーム全体として、この試合に対する意気込みはかなりのものがあったと思いますが。
「そうですね。去年、國學院大学に2連敗してインカレ出場を逃したというのもあって、上級生にとっては特別な意味があったと思います。試合前のミーティングでも、注意されたのはほとんどが気持ちの部分でしたし、とにかく今日は気合が入ってましたね」

-去年と今年で何が1番変わったと思いますか?
「去年は石田さんと小野さんという大黒柱がいたんですけど、今年はそういう存在を作らずに、ディフェンスもオフェンスもみんなで頑張るというチームになっているところに違いがありますね。それが最後の最後にいい方向に行った気がしています」

-では最後にインカレにむけて抱負をお願いします。
「ここに来てチーム状態はかなり上向いてきているので、これを持続することが大事だともいます。あとは練習から戦う姿勢を持って臨んで、インカレでは一戦必勝の気持ちで頑張りたいです。」



◆#18田嶋正幸(中央大・3年・C)
1015tajima-インカレ出場を懸けての試合だったわけですが、どのような心境で臨んだのでしょう?
「僕が入学してからインカレ出場というのはなかったので、どうしても出たいという気持ちがありました。なので絶対負けられないと思って、気合を入れて臨みました」

-國學院大学が相手ということは特に意識したのでしょうか?
「そうですね、やっぱり去年ここに負けてインカレ出場の望みが断たれたっていうのがあったので意識はしました。その気持ちが空回りしないで、いい感じに出たので良かったと思います。」

-先ほどのインタビューで馬場選手が、4年生としてチームを1部との入れ替え戦に連れて行けなかったことが心残りだとおっしゃっていたのですが、それを聞いてどうでしょう?
「そうなんですかぁ…いや、でも確かに入れ替え戦には出られませんでしたけど、インカレに出場出来ることになったのは4年生が今までチームを引っ張ってきてくれたからですから、本当に感謝しています。」

-長かったリーグ戦を終えて、反省すべき点や自信がついた点、色々とあると思いますがどうでしょう。
「個人的な部分になっちゃうんですけど、実はリーグの最初の方はベンチ入りできていなかったんですよ。それが国士舘大学が相手のときに、インサイドに大きいのがいるから(*国士舘大学#9陳選手208センチ、#13金選手205センチ)ってことで自分が使われ始めて。それでそこそこ出来が良くて次の試合からスタートで出るようになったんです。そこから結局リーグ戦5連勝出来たので、自分がスタメンの時は負けなしなんですよ(笑)だから、高さとかそういう部分ではチームに貢献できたと思っています。反省としては、もう少し早くから調子をあげるようにすることですね。リーグ戦を終えて、今やっとチームが1つにまとまってきた気がしているんですが、やっぱり土壇場になってからじゃなくてもっと早めに調子を上げていかないといけないと思います。」

-では最後にインカレに向けて抱負をお願いします。
「自分の仕事であるリバウンドやディフェンスを頑張って1つでも多く勝ちたいと思います。」

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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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